吉野郡のアンテナ工事・費用相場・施工事例を紹介

吉野郡は下記画像で示されている通り、周辺にある中継局からの電波の届く範囲外となっています。

そのため、吉野郡でのテレビアンテナ設置は難しいということが分かります。

（画像引用：Ａ-ＰＡＢ「放送エリアのめやす」）

こちらはあくまでも目安になります。電波の届く範囲外でも高性能なアンテナの設置、ブースターの導入などでテレビアンテナを設置できるケースもあります。

アンテナ設置は個別の事情により変わってくるため、詳細はアンテナ工事業者に問い合わせてみるのが確実です。

テレビアンテナ設置以外にも地デジ放送を視聴する方法はあります。ケーブルテレビや光回線を契約するといった方法です。アンテナは各戸に設置され電波塔から各戸のアンテナ本体が電波を受信しますが、ケーブルテレビでは最寄りのケーブルテレビ局がまず電波塔から電波を受信して、それから有線で各戸へ電波を引き継ぎます。光回線の利用にはテレビサービスの有無に関わらず開通工事が必要です。いずれも、ケーブルテレビや光回線には初期工事費用と月々の使用量が発生します。

地デジの電波が届きにくい地域でも、BS/CSアンテナでしたら設置できることもあります。BS/CS放送は無料で視聴できるチャンネルもあります。BS/CSアンテナは地上36,000ｍにある人工衛星から電波を受信するため、自宅や周辺の環境に左右されず設置することができます。

地デジ放送以外にもより豊富な番組を楽しみたい方にも、BS/CSアンテナの設置はお勧めです。2018年からスタートした4K8K放送をご覧いただくためには4K8K対応の衛星放送用アンテナを設置する必要があります。いずれも、衛星放送の電波を受信するため、衛星のある南西方向に向けて設置します。地デジ同様、南西方向に高層建築物がある場合には衛星放送の電波が全く受信できないケースもあります。

吉野郡は、奈良県の郡の一つで、面積は2054.9㎢、2020年(令和2年)4月の調査結果によると、郡の人口は39,379人、世帯数は18,574世帯、人口密度は19人/㎢です。吉野郡に属する3町8村は、吉野町、大淀町、下市町、黒滝村、天川村、野迫川村、十津川村、下北山村、上北山村、川上村、東吉野村です。 吉野町は吉野郡の北部に位置しています。町の南部に存する大峰山脈が南北に伸びて吉野川に迫るあたり約8㎞に及ぶ尾根が吉野山と呼ばれています。吉野山は桜の名所として知られ、桜の数は30,000本と言われています。町の面積は95.64㎢、2021年(令和3年)5月の調査結果によると人口は6,060人です。 大淀町は吉野郡の北西端、吉野川中流の北西に位置しています。町内の下市口駅から大阪阿倍野橋まで約1時間で出られ、大阪圏のベッドタウンとして人口が累増しました。杉などの製造業が盛んで、梨の栽培農家も多く、9月には梨狩りで賑わいます。町の面積は38.10㎢、2021年(令和3年)5月の調査結果によると、人口は16,342人です。 下市町は、吉野郡の北部、吉野川中流の南岸に位置しており、対岸には大淀町があります。吉野産の杉材を原料とする木工業が盛んで、余った材料で作る割り箸は、日本一の生産量を誇っています。町の面積は61.99㎢で、2021年(令和3年)5月の調査結果によると、人口は4,659人です。 黒滝村は「奈良のへそ」と呼ばれており、平均標高490m、東西12㎞に広がり、面積47.70㎢の渓谷型の山村です。大峰山脈の北部、吉野山の南側、主脈の西側の山間に、人口549人(2021年5月1日現在)が住んでいます。山地には杉や檜が植えられており、かつて多くの住民が林業に従事していましたが、近年は森林などの自然を生かしたリゾート村へ変わりつつあります。また、こんにゃく作りも盛んです。村の面積は47.70㎢、村の花は杉が選定されています。 天川村は吉野郡内の中央部に位置しています。村の面積は4分の1が吉野熊野国立公園に指定されている景観の優れた村です。2004年(平成16年)には「大峯山寺」「大峯奥駈道」が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。村の面積は175.66㎢、2021年(平成令和3年)5月の調査結果によると、人口は1,146人です。 野迫川村は、奈良県の西南端、吉野山地の西部、和歌山県側に突出している部分に位置しており、村の西部では和歌山県と接しています。村名は、旧村が属した野川組、迫組、川並組の頭文字に由来する合成地名です。村の面積は154.90㎢、2021年(令和3年)5月の調査結果によると、人口は347人です。 十津川村は、奈良県の最南端に位置する村です。村域は奈良県の南西端を占め、東西南北とも約33㎞に広がり、県下最大の面積を有し、その98%は山林です。村を通る路線バスに、2021年時点で運行されている一般路線バスとしては距離、時間、停留所数とも日本一を誇る路線があります。それは、奈良県橿原市の大和八木駅を起点に、和歌山県新宮市まで走る路線で、全長166.9㎞、停留所の数167箇所、そして所要時間6時間半を要します。村の面積は672.38㎢、2021年(令和3年)5月の調査結果によると、人口は3,024人です。 下北山村につき、熊野地方の北方を占める山地を北山といい、南北2村のうち南部が下北山村です。世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる「大峯奥駈道」が縦走し、村内の大部分が吉野熊野国立公園に指定されています。村の面積は133.39㎢、2021年(令和3年)5月の調査結果によると、人口は726人です。 上北山村につき、北山とは熊野地方から北方の産地を称した広い地域名で、奈良県下では南北の2村に分かれ、北山川の上流に位置する北部が上北山村です。奈良県では2番目に面積が広い村で、北山川渓谷の小橡川の合流点にある河合が村の中心地区です。村の面積は274.22㎢、2021年(令和3年)5月の調査結果によると、人口は417人です。 川上村は「吉野川の川上」に位置する村で、村名の由来でもあります。十津川村、上北山村に次いで奈良県下第3の面積を有します。村の東部は吉野山地を占め、東は台高山脈によって三重県と接し、西部から南部の山地は吉野熊野国立公園に含まれる地域です。村内の95%は山地であり、川岸のわずかな緩斜面に集落が点在しています。村の面積は269.26㎢、2021年(令和3年)5月の調査結果によると、人口は1,055人です。 東吉野村は奈良県東部に位置する村です。村は吉野郡の東北端で、北部は宇陀郡、東部は三重県と接しています。三重県との境には、台高山脈が南北に縦走し、ここに源を発した木津川、四郷川は合流し高見川となり、さらに国栖で吉野川本流に合流します。村民はこれらの川に沿って集落を設けています。面積は131.65㎢、2021年(令和3年)5月の調査結果によると、人口は1,422人です。