スカパー!は多様な視聴スタイルを選べることで人気の衛生放送サービスです。
日本人の嗜好の多様化に伴い、スカパーに興味を持つ人が増えています。
しかしスカパーをこれから観ようとする場合、”アンテナの種類”や”設置方法”が気になるかもしれません。
スカパーをすでに観ている人でも新居への引っ越しにともない、新しく設置や設定をする必要が出てくる場合もあります。
これらの疑問を解消するために、ここではスカパーの概要や必要なアンテナと機材の種類などについて解説していきます。
スカパーのアンテナのDIY(自力設置)はできる?
ご自身で設置するには、まずアンテナ本体と設置金具、工具などが必要になります。
今では、スマホなどのアプリで電波到来方向を計測できるものがあります。
ご自宅の条件が合えば、そのようなものを駆使してDIY(自力設置)することが可能です。
スカパーアンテナのDIY(自力設置)ができるケース
DIYができるケースには限りがあります。
現在DIY用のキットとして販売されているBS・CS(スカパー)共用110度アンテナは、格子状のベランダに金具で挟み込むタイプの物しかありません。
ベランダがコンクリートなどの壁で覆われていたりすると設置は出来ないので事前確認が必要となります。
またアンテナを設置した屋外から屋内へと配線を引き込む隙間があることも必要となってきます。
サッシの隙間から通せる薄型タイプのケーブルなどのご用意をしておく必要があります。
ケーブルの処理がなかなかうまくいかないことが多いです。
専門の業者に頼めば、配線を引き込む為にエアコンダクトに穴をあけ、コーキングなどの防水処理をして配線を屋内に引き込むといったような質の高い設置となるので、心配な方は業者に頼むのをお勧めします。
地デジアンテナとセットでの設置はスカパー公式では対応していない
(画像引用:スカパー!)
また注意したい点は
”スカパー公式では地デジアンテナとセットでの工事は行っていない”
点です。
ご新築を建てられて地デジ放送のご視聴環境がないお客様は、地デジアンテナの設置かケーブルテレビや光回線のご契約が必要となります。
そのため地デジアンテナを設置希望の方はご自身でアンテナ工事業者を手配する必要があります。
地デジアンテナは、高さを出して設置する必要があるのでDIYをするには非常に危険な作業となります。
地デジアンテナも合わせて取り付けをご検討中の方は、アンテナ業者に依頼することをお勧めします。
スカパーとは?
スカパーは正式には「スカパー!」といい、スカパーJSAT株式会社が運営する有料多チャンネル放送、ストリーミング動画サービスのブランド名です。
スカパーJSAT株式会社の旧名称が株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズであり、スカパーはその略称でした。
スカパー!は衛星放送を提供するサービスです。
衛星放送は地デジ放送と異なり、人工衛星を使って各家庭のアンテナ(パラボラアンテナ)へ直接電波を送信します。
そのため基本的に有料サービスです。
様々なジャンルのチャンネルを放送しており、1つのチャンネルだけを契約したり、複数のチャンネルをセットで契約したり、視聴スタイルを自由に選ぶことができます。
この柔軟性がスカパー!の最大のメリットです。
一方でサービス料金に見合うほど視聴せず毎月の支払いが無駄になってしまう可能性があり、契約には慎重な判断が求められます。
提供している番組・プラン
(画像引用:スカパー!)
スカパー!のサービスには大きく分けて“スカパー!”と“プレミアムサービス”があります。
“スカパー!”は1つのチャンネルだけを視聴したい方や手軽にスカパー!を始めたい方に向いています。
チャンネル数は79チャンネルあり、うち58チャンネルがハイビジョン画質です。
またスカパー!4Kとして9チャンネルが4Kで放送されています。
1チャンネルからの申込みも可能ですが、50チャンネルを視聴できる基本プランなどが用意されています。
(画像引用:スカパー!番組放送予定表チャンネル一覧)
一方 “プレミアムサービス”はハイビジョン画質で視聴したい方、韓流や公営競技を見たい方、とにかくたくさんのチャンネルを見たい方に向いています。
“プレミアムサービス”でも1チャンネルのみの申込みも可能です。
チャンネル数は137チャンネルあり、うち136チャンネルがハイビジョン画質です。
残りの1チャンネルはプレミアムサービス4Kとして4Kが放送されています。
“プレミアムサービス”では外国語放送やデジタルラジオなども提供しています。
59チャンネルを視聴できるプレミアムパックなどが用意されています。
なおスカパー!の加入者が無料で視聴できるBSスカパー!は2022年10月をもって終了しました。
スカパーを見るために必要なものは?
スカパー!の視聴にはアンテナ(パラボラアンテナ)を設置する方法以外にもありますが、ここではアンテナを設置する場合を想定してご説明します。
“スカパー!”の場合、テレビ/レコーダー(B-CASカード/ACAS)とアンテナが必要になります。
テレビ/レコーダーに110度CS対応のチューナーが備わっていなければ別途110度CS対応のチューナーが必要です。
“プレミアムサービス”の場合、プレミアムサービスチューナー(ICカード)とアンテナが必要になります。
B-CASカード/ACASやICカードの番号はスカパー!と契約するテレビなどの端末ごとに必要となります。
なおスカパー!はスマホなどでも視聴でき必ずしもテレビは不可欠ではありませんが、テレビがない場合、設定作業のためにHDD・Blu-rayレコーダーやパソコンのモニターを用意する必要があります。
関連記事☞【BSを見るには?必要な機器や無料で見れる視聴方法を紹介!】
スカパーアンテナの種類
スカパーのアンテナには
「BS・CS(スカパー)共用110度アンテナ」
「スカパープレミアム対応 124度/128度アンテナ」
「4K・8K対応スカパー!マルチアンテナ」
の3種類があります。
アンテナの種類によって観られるチャンネルが異なるため、自分が見たいチャンネルのある放送局に対応したアンテナを選ぶことが重要です。
スカパー!のメリットを最大限に享受するためにも、アンテナの種類を正しく理解して契約しましょう。
「BS・CS(スカパー)共用110度アンテナ」
「スカパープレミアム対応 124度/128度アンテナ」
「4K・8K対応スカパー!マルチアンテナ」
これらの名称につく110度や124度/128度は人工衛星の位置を表しています。
つまり110度と124度/128度は異なる人工衛星で、3基の通信衛星があるということです。
本来それぞれの方向へ向けてアンテナを設置する必要がありますが、124度と128度は1台のアンテナで電波を受信できるためまとめて124度/128度アンテナとなっています。
なお「4K・8K対応スカパー!マルチアンテナ」は1台のアンテナで3方向からの電波を受信できるマルチアンテナです。
“プレミアムサービス”のみで視聴できるチャンネルは「スカパープレミアム対応 124度/128度アンテナ」または「4K・8K対応スカパー!マルチアンテナ」の設置が必要です。
アンテナ自体の料金に大差がないことからも最近は「4K・8K対応スカパー!マルチアンテナ」を選ぶ方が多いようです。
BS・CS(スカパー)共用110度アンテナ
スカパーを初めて観る人なら「BS・CS(スカパー)共用110度アンテナ」がいいでしょう。
”110度アンテナ”というのは、110度に位置した「通信衛星」から受信できるアンテナという意味です。
主要BSチャンネルに加えてスカパーが提供するCSチャンネルが観られるようになります。
チャンネル数は約80です。
映画やスポーツ番組、海外ドラマ、海外バラエティなど様々なチャンネルを観ることができます。
スカパープレミアム対応 124度/128度アンテナ
「スカパープレミアム対応 124度/128度アンテナ」を設置すればスカパーのプレミアムサービスが視聴できるようになります。
”124/128度アンテナ”は124度と128度の位置にある「通信衛星」から受信可能なアンテナということになります。
チャンネル数は約250チャンネルもあり、110度CS対応BSアンテナの2倍以上です。
しかし、アンテナだけでなくプレミアムサービス対応チューナーも必要になります。
最初のチューナーレンタルの手続きだけ手間がかかりますが、スカパーで多数のチャンネルを楽しみたい人はこのアンテナを導入するのがいいでしょう。
BS&スカパー全対応マルチアンテナ
「BS&スカパー全対応マルチアンテナ」は、スカパー愛好者が導入すべき最上級のアンテナです。
スカパー!をはじめ、プレミアムサービスのチャンネルがすべて視聴できることはもちろん、BSデジタル放送や新4K8K衛星放送を1台で受信することができます。
8K放送は日本ではまだ一般的ではありませんが、8K映像にも対応できるようになっています。
4K対応テレビで見る場合、新4Kチューナーが必要となります。
自分のアンテナの種類を確認する方法
ステップ1 リモコンのCSボタンを押してみよう
リモコンの「CS」+「番組表」ボタンを押して「CS161」を選択
⇩
CS161(QVC)キューヴィーシーが映ればお持ちのアンテナは「BS・CS(スカパー)共用110度アンテナ」
ステップ2 リモコンのBSボタンを押してみよう
BSチャンネルを視聴するには「ネットワーク切替え」をする必要があります。
リモコンでネットワーク名の「BS」ボタンを押し、ネットワークを切り替え下記を試してみましょう。
⇩
「BS」ボタンを押して、チャンネル1~8を選択し選択したチャンネルが映るか確認しましょう。
⇩
CSは映らずBSが映ればBS専用のスカパーアンテナになります。
※BS専用アンテナでも、一部のBSチャンネルは映らない場合があります。
<対象チャンネル>
【BS234】グリーンチャンネル、【BS242-245】J SPORTS1+2+3+4、
【BS251】BS釣りビジョン、
【BS252】WOWOWプラス 映画・ドラマ・スポーツ・音楽、
【BS255】日本映画専門チャンネル
【BS256】ディズニー・チャンネル
BSもCSも映らなければ、いずれかのアンテナ設置が必要になります。
(画像引用:スカパー!)
スカパー!のパラボラアンテナを設置せずにスカパー!を視聴する方法をご紹介します。
光回線やケーブルテレビのサービスの一部を利用します。
具体的には光回線やケーブルテレビの契約にオプションとしてスカパー!を申し込む方法です。
1:フレッツ系のテレビサービスの利用
(画像引用:スカパー!)
フレッツ系とはNTTが提供するフレッツ光を始め、ドコモ光やソフトバンク光など光コラボと呼ばれる回線を含めたサービスの総称です。
フレッツ光はインターネットを主契約としてオプションでテレビサービス(フレッツテレビ)を申し込むことができます。
スカパー!の視聴にはさらに「スカパー!」または「プレミアムサービス光」の契約手続きが必要です。
ただしフレッツ光のサービスエリアとフレッツテレビのサービスエリアは異なるため、ご自宅の地域がサービス対象であるか各フレッツ系のホームページなどで確認しましょう。
光回線はインターネットの通信速度が魅力です。
フレッツテレビを利用しても1本の光回線で映像とインターネットを別々に伝送するためテレビ視聴中でもネット速度には影響しません。
ただし基本のネット利用料金のほかにオプションとしての利用料金もかかり他のサービスと比べると割高感があります。
一例ですが、光テレビの場合、最初の開設工事に9,800円がかかり、毎月の固定費に基本料金(3,800円ほど)とスカパー!/プレミアムサービス料金が加算されます。
―光回線に関する記事―
?アンテナなしでテレビを見る方法3選!料金やコスパがいい方法をご紹介!
2:スカパーの視聴が可能なケーブルテレビへの加入
(画像引用:総務省近畿総合通信局)
ケーブルテレビとは地上波放送や衛星放送を受信しケーブルテレビ網(光ファイバーケーブルと同軸ケーブル)を使って各家庭まで届けるシステムのことです。
さらにインターネットなどの通信サービスも提供しています。
すべてのケーブルテレビでスカパー!を視聴できるわけではなく、一部のケーブルテレビのテレビ局のみが提供しているサービスです。
該当するテレビ局は下記の参考記事をご覧くださいませ。
ケーブルテレビはテレビを主契約としてインターネットサービスを提供しています。
テレビのみ利用したり、テレビとあわせてインターネットを申し込んだり選べます。
テレビはケーブルテレビオリジナルのチャンネルもあり、主に地元に関連する番組が多く放送されます。
ケーブルテレビでスカパー!を視聴する場合、例えばケーブルテレビ最大手のJ:COMではJ:COM TV スタンダードに加入すると専用デジタルチューナーが届き、それをテレビに接続するだけでCS放送の一部としてスカパー!を視聴できます。
―ケーブルテレビに関する記事―
?ケーブルテレビと光回線の違いを解説!メリットデメリットやおすすめを紹介
アンテナ工事をしなくてもスカパーが見られるか確認する方法
ケース1️⃣戸建てや集合住宅でアンテナがすでに立っている
ケース2️⃣集合住宅がもともとフレッツ光やケーブルテレビに加入している
このような場合、自らスカパー!アンテナを設置せずにスカパー!を見られるかも知れません。
戸建てでは既存住宅・中古住宅へ引っ越すと以前の住人が設置したアンテナをそのまま継続して使用することもあります。
スカパー!アンテナが設置されており、引き継げる状態であれば改めてのアンテナ工事は不要です。
しかし、アンテナケーブルなど劣化している際には、テレビ視聴に悪影響を及ぼしますので、その際にはアンテナケーブルの交換など検討が必要となります。
集合住宅では住民共有のアンテナとしてスカパー!アンテナを設置していたり、集合住宅全体がフレッツ光やケーブルテレビなどの設備が整っていたりすると、個人でのスカパー!アンテナの設置工事は不要です。
ご自宅がアンテナ工事不要に該当するか、以下の手順で確認できます。
テレビの電源を切った状態から始めます。
手順①
TVの裏側を見て「CS/BS110度」の差込み口に線が繋がっているか確認する
・繋がっていない場合、一旦繋がっている「地デジ」から差し替える
手順②
テレビの電源を入れる
手順③
テレビのリモコンでCSボタンを押す
手順④
番組表を見て「QVC」に合わせる
結論
「QVC」が映るとスカパー!アンテナの工事は不要です。
スカパー!は基本的に有料チャンネルですが、QVCは無料の通販チャンネルであり、スカパー!を視聴できる環境であれば見ることができます。
なおアンテナ工事が不要の場合でも有料チャンネルの視聴にはスカパー!との契約が必要です。
またケーブルを「CS/BS110度」の差込み口へ差し替えた方はもとの位置へ戻しましょう。
スカパーアンテナの設置場所におすすめの場所は?
スカパーアンテナに適した設置場所について主な場所である4箇所をご紹介します。
4箇所は
①屋根
②屋根裏
③ベランダ
④外壁
です。
設置場所では電波の受信に適した場所が最優先になり、環境や条件によっては設置場所を選ぶことができない点に注意が必要です。
1:屋根
スカパーアンテナほかパラボラアンテナは地デジのアンテナと比べて設置する際に高さを求められていません。
従って低い場所に設置することも可能です。
しかし住宅の周囲に高い建物や立木がある場合、人工衛星から届く電波が遮られる可能性があります。
その場合は屋根の上が最も設置に適していると考えられます。
また地デジのアンテナを屋根の上に設置しており一緒に設置したいと希望するケースも多くあります。
2:屋根裏
屋根裏への設置はおすすめできません。
アンテナと人工衛星の間に屋根をはさみ、電波を正しく受信できないと考えられるためです。
しかし電波環境や家の構造によっては設置することもあります。
屋根裏に設置すると紫外線や風雨の影響がないのでアンテナ本体の経年劣化の遅れが期待できます。
3:ベランダ
ベランダにスカパーアンテナを設置して南南西の方角へ向けられる場合、ベランダに設置する方法もあります。
ベランダは通常洗濯物を干したりご家庭によっては植物を置いたりしており、アンテナが人や物の妨げにならないことが大前提です。
アンテナはベランダの外側へ出るように設置されますが、例えば洗濯物が風で煽られてアンテナに触れてしまう場合にはベランダは適していません。
またベランダは手すりに取り付けることが多いためベランダの柵が揺れてしまう場合も適していません。
4:外壁
外壁とひとことで言っても1階、2階、3階、屋根のすぐ下の箇所まで様々な高さがあります。
パラボラアンテナは地デジのアンテナと比べると高さを必要としませんが周辺の環境によって異なります。
周囲に高い建物や立木などがない場合には1階の壁面部分でも十分に電波を受信できるでしょう。
また地デジのアンテナを外壁に設置している場合、その近くに設置すると見た目がスッキリした印象になります。
屋根の上に比べると風雨の影響を受けづらいメリットもあります。
雨風の影響はアンテナ本体の経年劣化のスピードや、悪天候によるテレビ映りの乱れなどにも関わる重要な点です。
一方で外壁に設置する際には取付け金具を用いるため外壁にビスの穴を開けます。
優良な業者であればしっかりと防水対策を施し漏水や浸水の心配はありませんが、ご新築の場合、穴を開けること自体避けたい方もいらっしゃいます。
外壁の他にベランダや屋根の上にも設置できるケースであれば、メリットやデメリットを比較して決めましょう。
スカパーのアンテナを向ける方向に決まりはある?
スカパーの電波は人工衛星から受信し、アンテナを通じてテレビへ届けます。
アンテナは人工衛星の方向へ向ける必要があります。
アンテナと人工衛星の間に電波を遮るものがあっては正しく電波を受信できません。
電波を遮るものは建物や山などです。
人工衛星は南南西の方向にあります。
従ってアンテナは南南西の方角の上空に向けて設置します。
南南西は午後2時頃に太陽がある方向です。
天気のいい日にアンテナを設置すると分かりやすく、雲雨の日は方位磁石やコンパスのアプリを活用すると便利です。
スカパーのアンテナ設置に必要な道具
画像出典:Amazon
スカパーのアンテナを設置するには以下の道具が必要です。
アンテナ本体
付属の取付金具(ボルト、当て板、コンバーターアーム等)
付属のレンチ(もしくはドライバー)
水平器
測定器
作業用の手袋や軍手など
アンテナケーブル
脚立(設置位置に高さがある場合など必要に応じて)
レンチなど付属のものが付いていない場合もあるので、工具などの付属がない場合はスパナ(JIS規格:11mm)やめがねレンチ(JIS規格:10mm/13mm)を自分で用意する必要があります。
工具の形やサイズが合わなかったというケースも見受けられます。
なので、自分でアンテナを用意する場合はケーブルや工具もセットになっているものの方が準備が楽なのでおすすめです。
スカパーアンテナの設置の流れ
手順①
家の中でアンテナを設置できる場所を探す
・屋外のどこでもいいという訳ではなく衛星の電波が送られてくる南南西の方角にアンテナを正確に向けて取り付ける
・スカパーの電波は衛星から地上に向けて発信され、その電波をアンテナでキャッチする
・設置場所は南南西にアンテナを向けることができる場所を選ぶ
・南南西の空を見上げられる場所、建物や山などに電波が遮られない場所を選ぶ
手順②
アンテナ・ディッシュ(反射鏡)や固定用金具、ケーブルなどアンテナの構成品のほか、作業用のスパナやめがねレンチ、ナイロンテープなどの工具類を準備する
手順③
アンテナの固定金具をベランダの柵等に固定する
手順④
固定金具を取り付けたらアンテナを組み立てる
・アンテナにケーブルを取り付けたり設置地域に合わせたディッシュの傾斜角を調整したりする
手順⑤
ケーブルを差し込んだ専用チューナーをテレビにつなぎ、アンテナを少しずつ動かしながら電波の受信感度が良い方角を見つける
・感度が最も良い方向を見つけたら金具をしっかり固定して作業完了
関連記事☞【スカパーアンテナの設置は自分でできる?その方法と注意点とは】
スカパーのアンテナケーブルの接続方法
テレビやレコーダーとの接続について
アンテナ~レコーダー間には対応したアンテナケーブルが必要になります。
また、レコーダー~テレビ間にはHDMIケーブルが必要になります。
接続方法はこちら⇩(画像出典:スカパー!公式サイト)
複数のテレビで視聴する場合の接続方法
複数のテレビで視聴する場合、電波の減衰による視聴障害を防ぐためにブースターの設置をお勧めします。
また、電波を分岐させるために分配器が必要になります。
中には地デジのみに対応したブースターもあり、BSやCS放送に対応したブースターの購入が必要になります。
また、4K8Kの場合もそれに対応したものを購入する必要があるので注意しましょう。
接続方法はこちら⇩(画像出典:スカパー!公式サイト)
プレミアムサービス専用チューナーとの接続
接続方法はこちら⇩(画像出典:スカパー!公式サイト)
テレビ・プレミアムサービス専用チューナーの両方との接続
接続方法はこちら⇩(画像出典:スカパー!公式サイト)
スカパーのアンテナケーブルを接続する際の注意点
スカパーのアンテナケーブルを接続する際の注意点は、アンテナやレコーダー、テレビに対応したそれぞれのケーブルまたは周辺機器を用意することです。
4Kテレビでは、4Kに対応したモデルのケーブルやブースターでないといけません。
きちんと映るか、契約しているチャンネルで確認しましょう。
スカパーアンテナの設置費用
スカパー公式の工事では以下のように様々なサポートプランが用意されています。
しかしサポートプランを利用すると1年以上の契約が必要などといった縛りがあるので注意が必要です。
前述したようにスカパー公式では地デジアンテナのセットの工事では対応していません。
地デジアンテナと設置する際は、みずほアンテナのように専門のアンテナ業者でセットでお得にお取り付けすることをお勧めします。
スカパー!アンテナサポート 10,180円(税込) |
4K・8K対応の指定のアンテナ |
プレミアムはじめるサポート 40,000円(税込) (※期間によっては 0円キャンペーン有) |
4K・8K対応の指定のアンテナ + チューナー + 標準取付工事 |
プレミアム光はじめるサポート 10,180円(税込) |
専用チューナー + 標準取付工事 |
カムバックサポート 10,180円(税込) |
4K・8K対応の指定のアンテナ + 標準取付工事 (必要な場合は+チューナー) |
引越しサポート 11,000円(税込) |
お引越し先のアンテナ取付工事や宅内機器取付工事 (お引越し前の取外工事は 税込7,150円) |
(2022年2月時点の価格)
スカパー公式のアンテナ設置サポートの費用は?
スカパー公式で、アンテナ設置費用のサポートを行っています。
新規加入と1年以上のご契約を条件に、アンテナ本体(対象のアンテナはBS・CS共用110度アンテナ)に標準取り付け工事費用を加え、税込み10,180円で行っています。(2022年2月時点)
さらに、期間によってはプレミアムサービスに加入する方対象にもキャンペーンなどを行っているのでスカパー公式サイトを随時チェックすると良いでしょう。
スカパーアンテナを設置する際のポイント
スカパーのアンテナを設置する際は以下で紹介するポイントを押さえておきましょう。
まず初めに、スカパー!のプランや料金は期間によってたびたび変わるので、公式サイトなどの信頼できる最新の情報をチェックすることをお勧めしています。
「昨日まではお得なプランやキャンペーンがあったのに・・・」ということがないようにしましょう。
そして、スカパー!公式のアンテナ設置サポートを利用する際には、条件をよく確認しましょう。
スカパー!を早期解約する可能性がある場合は、公式の設置サポートよりもアンテナ工事業者に依頼したほうが工事費用を安く済ませることができます。
スカパーアンテナを設置する際の注意点
ここではスカパーアンテナを設置するにあたっての注意点をご紹介します。
前述したようにスカパーにはお得な設置費用サポートがありますが、サポート費用には標準取り付け工事しか含まれていません。
ですので追加工事が必要になった場合は、オプションとして追加料金がかかってくる可能性があります。
2連はしごを使用して高所で作業する際の高所作業や、コンクリートベランダに設置する際、ケーブルの延長費など様々なオプション料金があります。
標準の取り付け工事にならなかった時のために、設置を検討されている方は予算を多く見積もっていた方が安心かもしれません。
また、1年以上の契約を条件としているので、契約途中でもほとんど見なくなってしまったチャンネルを解約することができなくなります。
見てもいない番組に、最低でも1年間払い続ける必要が出てきてしまうのです。
1年未満で解約となれば、違約金が生じる点にも注意が必要です。
また、引越しによるアンテナの取り外しなどに関しては、「引越しサポート」にて別途依頼が必要となりますので、引越し前に前もって確認しておくと安心です。
マルチアンテナのDIYは難易度がとても高い
スカパー!プレミアムを視聴したい方はマルチアンテナの設置が必須となりますが、マルチアンテナの設置は非常に高い技術が必要となります。
先ほど紹介した、BS・CS(スカパー)共用110度アンテナのDIYですが、BS・CS(スカパー)共用110度アンテナと違う点として、マルチアンテナでは電波到来方向を計測するアプリが存在しないことが挙げられます。
そのためマルチアンテナをご自身で設置するのはかなり難しいです。
どうしてもDIYをして費用を抑えたいという方には、BS・CS(スカパー)共用110度アンテナがお勧めです。
自分に向いているスカパーアンテナの種類を把握し、アンテナ選びの参考にすると良いです。
スカパーアンテナのご相談は”みずほアンテナ”へ
地デジやBS/CSのアンテナに関する工事はアンテナ専門業者へ依頼する方でもスカパーアンテナに関する工事はスカパーへ依頼される方がいらっしゃいます。
確かに公式で依頼すると最も安全でお得に感じるかも知れません。
しかしスカパーアンテナに関してもぜひアンテナ専門業者へ問い合わせて、工事の内容や費用を比べてくださいませ。
例えばスカパー公式では原則設置場所を1階の壁面部分と限っていたり、地デジなどの他のアンテナとのセット料金を設けていなかったりするようです。
比較してアンテナ専門業者であるみずほアンテナではセット料金を設けており地デジアンテナ工事と併せてご依頼いただくことでお得になります。
またアンテナの設置場所は電波環境を最優先にしながらも、地デジアンテナと一緒に設置する方法や2階ベランダに設置する方法など様々な選択肢を持っています。
みずほアンテナでは下請けや外注業者ではなくすべて自社スタッフが対応・工事を行っています。
10年保証サービスも付与しており、スカパーアンテナもぜひみずほアンテナへお任せくださいませ。
みずほアンテナのスカパーアンテナの設置工事対応エリア
みずほアンテナでは、【関東、東海、関西、中国、九州、東北(宮城)】の6つのエリアでスカパーアンテナの工事を承っております。
お住いのエリアを熟知した、熟練の自社スタッフがお伺いしておりますのでそれぞれのご地域に特化した工事が可能となっております。
まとめ
いかがでしたか。
スカパーアンテナへの疑問は解消でたでしょうか。
スカパーのプランや料金はたびたび変わるので、キャンペーン情報などを常にチェックすると良いかもしれません。
スカパー公式のアンテナ設置サポートを利用する際には解約条件などに注意を払って契約することをおすすめします。
ースカパーアンテナ関連記事ー