TCLテレビは中国を本拠に置く総合家電メーカーが手掛けるテレビで、最近は日本国内でもテレビメーカーとして知られるようになりました。
新商品である「C815」「Q815」「P815」シリーズでは、動画も視聴できるAndroidが搭載されており注目を集めています。
地デジ放送の視聴はもちろん、Wi-Fi環境下であればネット配信動画の視聴が可能、さらにはGoogleアシスタント搭載で音声での映像検索でき4K映像の視聴にも対応しているなど魅力たっぷりです。
一方、実際に購入した方のレビューの中には「TCLテレビは壊れやすい」という残念なコメントも目にします。
こちらの記事では、TCLテレビについて購入者のレビューをもとに深掘りしていきます。
TCLテレビは壊れやすいって本当?
「TCLテレビは壊れやすいって本当?」とショッキングな意見を度々耳にします。
こちらでは、Amazonに寄せられた口コミや評判をもとに真意について考えていきます。
去年引越と共に購入。
大きさ、軽さ、機能性、コスパ共に文句なしです!
画像もキレイ。
操作性も問題ないです。
4Kの50V型のandroidTVが50,000円以下で買えるんだからすごい時代になったね。
会議室に使用していて、テレビとしては使用していないが、過不足ない。
画面のチラつきやフレーム落ちなどもなく、超コスパの良い商品だと思います。
買ってから5ヶ月ほどで片方のスピーカーが音割れするようになりました。別に外付けすればいいですが不具合は気分良くないです。
1年ちょっとで壊れてしまい、音は聞こえますが画面は真っ暗。
もう買いません
上記レビューは、Amazonに寄せられたレビューを一部抜粋しご紹介しています。
概ね、テレビの安い価格への高評価が目立ちますが、星1つの評価を見ると購入後数か月で故障したというコメントがいくつか見られます。
電化製品などで個体差があることはもちろん、多くの消費者が満足していることを踏まえると、すぐに故障したケースはごく一部での不具合であると考えられます。
しかし、実際に短期間で故障したというレビューいくつか上がっている状況を踏まえると、購入時に保証への加入など慎重に考えられたほうがよさそうですね。
TCLテレビのよくある故障例
こちらでは、TCLテレビのよくある故障例を以下2つに分けてご紹介していきます。
上記症状について、実際に寄せられた口コミを参考にご紹介していきます。
画面が映らなくなる
Amazonレビューで寄せられる中で、画面の不具合を指摘する声はよく見かけます。
以下実際のレビューを一部抜粋してご紹介します。
・1年ちょっとで壊れてしまい、音は聞こえますが画面は真っ暗。
・2年も経たないうちに液晶画面が点滅しだした。サポートに連絡し修理を依頼するも部分代と出張料、パ−ツ代で7万円超え。諦めて国内メ−カ−のものに買い替えた。
このように早いケースでは、2週間語には画面に不具合が生じているケースもあるようです。
音がでなくなる
Amazonレビューで寄せられる中で、音がでなくなるというケースのレビューも見受けられます。
以下実際のレビューを一部抜粋してご紹介します。
・2年半前に買ったがノイズがチラチラ出るようになった。
・音と映像にタイムラグが発生する。音声が先に聞こえ、映像が後からやってくる。
このように、音声の不具合が生じるケースもあります。
Wi-Fiに接続できなくなる
TCLテレビの中にはWi-Fiに対応しているタイプもあります。
接続端子が複数搭載されているケースもあり、外部端子を接続して無料で動画を見ることでき「YouTubeを大きな画面で見たい」「スポーツチャンネルで観戦したい」という方にはピッタリです。
一方、Wi-Fiに接続できなくなるという不具合もレビューで確認できます。
他のメーカーのテレビハイセンやソニーのテレビはこのような問題が無いですが、
何故かTCLのテレビのみ問題があります。
インターネットを使いたい方はTCLの商品をお勧めしません。
TCLテレビのサポートについて
(画像引用:TCLホームページお客様サポート)
TCLテレビの不具合などは、TCLお客様サポートへお問い合わせください。
お問合せ方法は、お電話もしくはメールでの問い合わせとお選び頂けます。
尚、お問合せ前に家電量販店や通販など購入店の保証もしっかりと確認しましょう。
万が一、購入店で保証に加入されていて、保証期間内に不具合が発生している際には、まずは購入先に問い合わせてみましょう。
テレビの故障?迷った時に自分でできる対処法
こちらでは、テレビの不具合がテレビ本体の故障であるかどうか迷った時に、まず行って頂きたい対処法を以下3つご紹介します。
ご自分で簡単にできる対処法ですので、落ち着いて手順に沿って確認しましょう。
それでは、各対処法について詳しくご紹介していきます。
画面が真っ暗な時
①テレビの再起動を行いましょう。
・電源が入った状態で、テレビ本体の電源スイッチを5秒以上押し続けて電源を切る
・約1分後に再度スイッチを押して電源を入れる
上記、SHARP(AQUOS)の再起動方法を例にあげましたが、再起動方法はメーカーや型番によって手順が異なりますので、詳しくはご使用のテレビの取扱説明書を確認し実行してください。
②配線を確認する
テレビの再起動を行っても改善しない場合、配線に不具合が生じていないか確認しましょう。
配線が正しい場所に差し込まれているかどうか、ケーブルが緩んでいないか、ケーブルの銅線が折れたり腐食していないかこまめに確認しましょう。
これらの対処法を試して改善されない場合、バックライトの故障が原因である可能性があります。
バックライトの交換はメーカーに行ってもらうことになります。
初期不良の場合は保証期間内なら無料で修理・交換を行ってくれるので、購入先やメーカーに問い合わせてみましょう。
音が出ない時
①消音ボタンを押してみる
消音設定になっていただけというケアレスミスは結構多いです。
この場合、再度消音ボタンを押すことで解決します。
②音量ボタン「+」を押してみる
音量ボタンが0になっているときには音は聞こえません。
音量ボタンが0であったというケアレスミスも多いです。
この場合、再度消音ボタンを押すことで解決します。
③ヘッドホン端子を確認する
テレビ本体にヘッドホンが差しっぱなしになっていませんか。
ご家族がヘッドホンを差し、忘れているケースも少なくありません。
④スピーカーの出力の設定を確認する
ホームシアターや外部スピーカーなど、テレビ以外の機器に音声の出力が接続されているとテレビから音は聞こえません。
リモコン操作ですぐに試せますので、確認してみましょう。
⑤テレビの再起動を行いましょう
画面が映らない時と同様、まずはテレビの再起動を行い様子を見ましょう。
先述でもご紹介した通り、テレビの再起動方法はメーカーや型番によって手順が異なります。
実行される際には、ご使用のテレビの取扱説明書で手順を確認して下さい。
テレビにエラーコードが出た時
テレビにエラーコードが出た時には、エラーコードの種類によって不具合の原因や対処法は異なります。
こちらではエラーコード一覧とそれぞれの原因、対処法について簡単にご紹介していきます。
エラーコード | 原因 | 対処法 |
E100 E101 E102 |
B-CASカードに問題が生じています。カードが正しく挿入されていない、カードにホコリなどが付着し汚れていることによる不具合と考えられます。
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テレビの電源を切った上でカードを抜き、乾いた布で拭き挿入し直してください。 |
E103 E200 |
契約されていない番組を選んでいる可能性があります。
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チャンネルを変えてみましょう。 |
E201 E202 |
アンテナレベル、受信レベルに問題が生じています。雨風の影響により一時的に電波が弱くなっている可能性があります。
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ケーブルがしっかり接続されているか、テレビケーブルを確認してみてください。 |
E203 E204 E205 |
契約されていないチャンネル、現在放送されていないチャンネルを選んでいる可能性があります。
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契約されていないチャンネル、現在放送されていないチャンネルを選んでいる可能性があります。 チャンネルを変えてみましょう。 |
ー関連記事ー
☞【テレビが映らない時の原因と対処法は?エラーコード、状況別に解説】
テレビ以外に原因が?テレビ周辺機器の故障
こちらでは、以下テレビ周辺機器の故障が原因であるケースについてご紹介していきます。
それでは、各項目について詳しくご紹介していきます。
セットトップボックスの不具合(光回線の場合)
光回線でテレビを視聴されている場合、電波を受信するため「セットトップボックス」という専用の機器が備え付けられます。
セットトップボックスを接続することで、多チャンネル放送やビデオオンデマンドサービスを見ることができます。
そのため、このセットトップボックス本体にトラブルが生じると、テレビ画面が映らないといった不具合が発生します。
セットトップボックスに接続不良が原因である可能性もありますので、まずは、セットトップボックスのケーブルの抜き、電源プラグもコンセントから抜いて数秒たってから電源を入れ直してください。
接触不良がが原因であるケースでは、上記対処法で改善します。
一方、不具合が改善されない場合は、セットトップボックス本体が故障している可能が考えられますので、ご契約されている会社へ問いあわせて下さい。
テレビアンテナの故障・劣化
テレビアンテナでテレビを視聴されている方で、テレビ本体・その周辺機器に問題がない場合は、テレビアンテナの故障や劣化が原因である可能性が高いです。
アンテナの不具合といっても、その状態や原因は様々です。
強風、悪天候などでアンテナの方向がズレてしまう、アンテナが倒れるまたは傾いてしまった、アンテナの経年劣化による寿命などが挙げられます。
またその周辺機器の故障や劣化である可能性もあります。
アンテナの寿命は一般的に10年程と言われています。
10年近く、あるいはそれ以上使用されているアンテナに関しては、不具合が発生したタイミングでアンテナの寿命と判断し交換することがほとんどです。
しかし、アンテナを設置して数年しか経っていない、もしくはアンテナの方向がズレてしまったことによる不具合であった場合には、修理やアンテナ方向の改善のみで済むケースもございます。
いずれも、アンテナは高所に設置されていることが多く、ご自分での確認や修理は身の危険が伴います。
従って、アンテナの不具合を疑われた時点で、アンテナ専門業者にご相談することをおすすめします。
尚、アンテナが倒れているあるいは傾いてしまっている場合には、二次被害を及ぼす危険性がございますので、放置せず早急にアンテナ専門業者に対応を依頼しましょう。
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☞【テレビアンテナ修理の費用相場はいくら?故障原因や業者の選び方を解説】
テレビやアンテナのことならみずほにおまかせ!
みずほアンテナは365日土日祝問わず営業しておりますので、お問い合わせいただければ即日でお伺いすることも可能です。
アンテナに不具合が発生したら、みずほアンテナにお任せください。
まずはお電話にて症状をヒヤリングさせていただき、一緒に原因を探します。
症状によっては配線やテレビの不具合によるケースもございますので、お電話の案内にて治ることもございます。
その場合、もちろん費用などは発生しません。
お電話でも解決しない場合には、すぐにご予約をお取りしお伺いさせていただき、実際にお宅にお伺いし専門スタッフにより状況を見ながら不具合が発生している場所を特定します。
原因はアンテナの方向調整や配線やブースター、アンテナの交換などがございますが詳細をご説明させていただき、お見積とご内容にご納得いただけましたら即日工事の流れになります。
みずほアンテナでのアンテナ修理費は以下の通りです。
施行内容 | 価格 | 工事時間 |
既存アンテナ修理 | 税込11,000円~ | 30分〜 |
既設アンテナ撤去工事 | 税込5,500円~ | 1時間〜 |
詳しくは、みずほアンテナまでお気軽にお問合せください。
まとめ
「TCLテレビは壊れやすいって本当?」という疑問に対し、Amazonのレビューなどを参考にご紹介しました。
レビューを見てみると、安いという高評価がある一方で、一部数か月で故障したという残念な口コミもいくつか目にしました。
もちろん、家電製品ですので個体差がありますし、いくつかのレビューを見ただけで「TCLテレビは壊れやすいもの」と断定することはできません。
しかし、レビューをみるとTCLテレビのよくある故障例に以下のような傾向があることも分かりました。
これらを踏まえると、トラブル回避のためにもまとまった期間の補償期間のある店舗で購入されると安心でしょう。
尚、テレビの不具合は、テレビ本体の故障だけが原因ではありません。
テレビアンテナで視聴されている方の場合、テレビアンテナの不具合が原因である可能性もあります。
まずは冷静になって、不具合の原因を特定することが大切です。
ー関連記事ー
☞【テレビ故障の対処を症状別にご紹介!寿命は何年?買い換えた方が安いの?】