アンテナ工事をどこに頼むか業者を探してみたけれど、選択肢が多すぎてどこに依頼すればいいのわからないという方が多いでしょう。
こちらでは、アンテナ取付工事の費用相場をアンテナの種類別に詳しくご紹介していきます。
また、どの業者も同じようなことを書いていて比較対象が分からないという方向けに、業者選びのコツや比較ポイントについてもまとめています。
これからアンテナ工事をお願いしたいという方は、是非参考にして頂ければと思います。
アンテナ取り付け工事の費用相場は?
こちらでは、アンテナ設置にかかる費用の相場をご紹介します。
費用相場は以下の通りです。
アンテナの種類 | 費用相場 |
地デジ:八木式アンテナ | 15,000円 〜50,000円 |
地デジ:デザインアンテナ | 20,000円 〜60,000円 |
BS/CSアンテナ工事 | 15,000円 ~45,000円 |
4K8Kアンテナ工事 | 33,000円~45,000円 |
八木式アンテナ+BS/CSアンテナ工事 | 30,000円 ~90,000円 |
デザインアンテナ+BS/CSアンテナ工事 | 35,000円 ~100,000円 |
費用は依頼する業者によって変動します。
また、ご自宅の構造や電波状況によって追加料金が発生することもあります。
より正確な金額を知りたいという方は、専門業者にご連絡の上見積もりの提示をお願いすると良いです。
その際、どのような項目で追加料金が発生するのか合わせて確認しておくと安心です。
業者によっては、現地調査を無料で引き受けてくれることもありますので、その業者の得点などもチェックしておきましょう。
相場より安くアンテナ取り付け工事を終えた人の傾向
こちらでは、相場より安くアンテナ取付工事を終えた人は以下のような傾向があります。
①顔見知りの業者に取付工事を依頼
こちらは、その道のコネを利用し安く設置できたレアケースです。
②団地や社宅など共同でアンテナ工事を依頼
共同で工事を申し込むことで安く設置できたパターンです。
こちらは団体割などの適用、社宅などの場合には会社が一部費用を負担する制度により安く設置できるケースです。
③キャッシュバックなどのお得プランを利用
業者によってお得なプランは様々です。
例えば、光回線などの工事を同時に申し込むことでキャッシュバックを受け取ることができ、アンテナを実質安く設置できるなどのサービスを用意している業者もあります。
みずほアンテナでは、地デジアンテナとBS/CSアンテナを同時に設置することでセット割引が適用され通常よりお安く設置することができます。
このように業者によってお得なサービス内容は異なりますので、ご家庭の事情に合わせてよりお得に利用できるサービスで比較しても良いでしょう。
まずは相場を把握し、設置費用とお得プランを組み合わせ総合的に判断することが大切です。
取付工事以外の工事との費用の比較
アンテナ交換設置の費用相場との比較
~部材費~
部材名 | 部材費用相場 | |
ブースター | 15,000~25,000円 | 弱電界地域にお住まいの場合や複数テレビを視聴されたいご家庭などで電波強度を上げるため設置します |
分配器 | 2,000円〜9,000円 | 1つのアンテナから複数台のテレビへ 電波を分けるために必要です |
分波器 | 1,000~5,000円 | 地デジ以外に衛星放送も1つのケーブルで視聴したいご家庭で電波を分けるために必要です |
混合器 | 3,000~7,000円 | BS/CSアンテナを設置する際に2本のケーブルを1本にまとめるために必要です |
~高所作業費~
作業位置 | 作業費用相場 | |
屋根上 | 10,000~30,000円 | 設置場所により10ⅿ以上の高所作業車やハシゴが必要になった場合に発生します |
外壁 | 5,000~20,000円 | 設置位置の高さや外壁への穴あけによっても価格は変動します |
ベランダの外壁 | 8,000~15,000円 | ベランダから設置位置に到達できる場合、外壁設置より安くなるケースがあります |
~出張費~
ご自宅とアンテナ事業者までの距離が遠い場合、出張費が発生することもあります。
また現地調査と工事の日程が分かれており、計2度のお伺いとなった際に出張費が発生する業者もあります。
アンテナ修理・追加・処分の費用相場との比較
アンテナの故障=交換と思われている方も多いですが、修理で直るケースも少なくありません。
一番多い修理内容としてはアンテナの角度調整ですが、交換以外のケースは様々です。
こちらでは、その内容と平均費用価格についてご紹介します。
修理・追加内容 | 平均価格 |
アンテナの角度調整 | 8,939円(税込) |
アンテナの立て直し | 13,346円(税込) |
ブースターの交換 | 19,722円(税込) |
分配・配線工事 | 15,384円(税込) |
撤去・処分費 | 15,129円(税込) |
アンテナの状態によっては、上記のように一部分の修理に留まり交換するよりも安い費用で回復することもあります。
しかし、場合によっては複数個所で修理が必要となった場合、費用が加算され修理費用が交換費用より上回るケースもあります。
参考として、八木アンテナ(ブースター付)の交換設置費用も合わせてご紹介します。
項目 | 費用 |
八木アンテナ工事費 | 16,500円(税込)~ |
ブースター工事費 | 22,000円(税込)~ |
既設アンテナ撤去工事 | 5,500円(税込)~ |
合計 | 35,000円(税込)~ |
アンテナの種類と取付工事費用
八木式アンテナ
【特徴】
八木式アンテナは地デジアンテナを視聴するために設置するアンテナで、昔から最も親しまれているアンテナと言えます。
魚の骨のような形が特徴的で、住宅地で屋根上に設置している八木式アンテナを見たことがあるかという方も多いでしょう。
設置場所は比較的自由で、屋根上の他にも破風板や外壁、屋根裏やベランダなどにも設置することができます。
デメリットとしては、無骨なデザインからご自宅の外観を損ねてしまうことが挙げられます。
また、風雨や鳥害の被害も受けやすく他のアンテナにくらべ耐久性が低くなる傾向があります。
【電波強度:強】
八木式アンテナは受信感度の強弱の選択幅が広く、弱電界から強電界まで広い範囲で設置可能です。
地デジアンテナの中では最も電波強度が強力なので、ブースターを設置しなくても問題なく電波を受信できるケースが多いです。
【費用相場】
単品価格 | 2,000円〜10,000円(税込) |
新規設置 | 35,000円前後(税込) |
交換費用の | 15,000円~30.000円(税込) |
八木式アンテナはアンテナの中でも本体価格が安くブースターの設置も必要でないことが多いことから、他のアンテナと比べ設置費用を抑えることができます。
デザインアンテナ
【特徴】
デザインアンテナも地デジアンテナの1つで、外観に溶け込むデザインが人気となっており今最も人気の高いアンテナと言えます。
アンテナ重量も片手で持ち運べるほど軽さで、コンパクトサイズであることも魅力の一つです。
長方形のシンプルな形が特徴的で、カラーバリエーションは黒・白・茶・ベージュの4色と豊富です。
ご自宅の外壁と同色のアンテナを選ぶことで、より外観に溶け込む仕上がりとなります。
設置場所も八木式アンテナと同じく比較的自由で、屋根上・外壁・屋根裏・ベランダなどに設置可能です。
【電波強度:中】
電波強度は“中”程度で、強電界地域や中電界地域で設置されることが多いです。
デザインアンテナは設置する高さに限界がありますので、電波の弱い地域では設置不可のケースもあります。
しかし、電波状況によってはブースターを設置することで設置できる場合もありますので、専門業者に調査をお願いすることをお勧めします。
【費用相場】
単品価格 | 5,000円〜12,000円(税込) |
新規設置 | 40,000円前後(税込) |
交換費用 | 20,000円~35.000円(税込) |
八木アンテナと比較すると少し費用はかさみますが、外観を気にされる方にお勧めです。
ユニコーンアンテナ
【特徴】
ユニコーンアンテナも地デジ専用で、地デジアンテナの中で最新型となります。
機能面で特別優れているわけではありませんが、現代の住宅にマッチしやすいデザインとなっています。
ポール型が特徴で、その形状から風の影響を受けにくくなっています。
カラーバリエーションは、ウォームホワイトとブラックブロンズの2色で、マットな質感がご自宅の印象を上品に演出してくれます。
設置場所ですが、基本的に屋根上に突き出すようなかたちで取り付けます。
【電波強度:中】
電波強度はデザインアンテナ同様“中”程度で、強電界地域や中電界地域で設置されることが多いです。
また、ほとんどの場合でブースター設置が必要とされます。
しかしユニコーンアンテナは障害物の影響を受けない位置に設置できることから、住宅密集地でも設置が可能です。
しかしながら弱電界地域では設置できないケースがあり、八木アンテナの設置を提案されることもあります。
【費用相場】
単品価格 | 6,000円〜12,000円(税込) |
新規設置 | 45,000円前後(税込) |
交換費用 | 25,000円~40.000円(税込) |
ユニコーンアンテナは商品単価が高いことに加え、高所設置が必要場合が多く設置費用は一番高くなります。
室内アンテナ
【特徴】
室内アンテナも地デジアンテナの一つで、唯一設置工事が不要なアンテナです。
室内アンテナの魅力は何と言っても簡単に設置できることで、業者に設置を依頼する必要もありません。
最近では、大手家電量販店に限らず楽天やamazonなど通販でも手軽に購入ができます。
持ち運びが可能な為、普通はテレビを置けないキッチンやお風呂・小屋などでもテレビ視聴を楽しめるようになります。
【電波強度:弱】
室内アンテナは電波強度が非常に弱いため強電界地域でしか使用することができません。
強電界地域であっても、雑音や画面にノイズが入ったり、最悪つながらないケースもあります。
従って、メインでの使用はあまりお勧めできません。
設置工事が不要で手軽でリーズナブルですが、使用できる範囲はかなり限定的と言えます。
【費用相場】
単品価格 | 3,000円~6,000円(税込) |
室内アンテナは設置工事が不要です。
その為、本体価格のみで使用できるため非常にリーズナブルです。
室内アンテナの本体価格は商品によって幅があります。
置き型の他にも、壁に貼り付けるタイプの「ペーパーアンテナ」と呼ばれる商品もあります。
ペーパーアンテナはよりリーズナブルで、1,000円〜3,000円前後で購入できます。
BS/CSアンテナ
【特徴】
BS/CSアンテナは、衛星放送であるBS/CS番組の電波を受信するアンテナです。
通称“パラボラアンテナ”と呼ばれ、全国一律で南西110度に向けて設置します。
設置場所はご自宅の電波環境によってことなりますが、外壁や屋根上・ベランダなどに設置します。
現在ですと4K8Kチューナー内蔵型テレビが主流になっているため、4K8K対応のBSCSアンテナを設置されるご家庭も増えてきています。
【費用相場】
単品価格 | 3,000円〜13,000円(税込) |
地デジとセットの新規設置 | 60,000円前後(税込) |
BS/CSアンテナ単体設置・交換 | 12,000円~20,000円(税込) |
BS/CSアンテナは、分配の有無や設置場所によって工事費用が大きく変動します。
例えば、以下のようなケースでご紹介します。
・BS/CS番組を一部屋で見られれば良いという場合:15,000円前後
・BS/CSを全てのテレビ端子に繋げる工事の場合:60,000円前後
BS/CS番組を一部屋で見られれば良いという場合は簡易的な工事で済むため費用を抑えることができます。
尚、新築の戸建てで設置を行い場合では、BS/CSを全てのテレビ端子に繋げる工事が主流となります。
アンテナ取付工事の費用内訳
本体費+部材費
アンテナ取付工事費用にはアンテナの本体価格に加え、ブースターや分配器などの「部材費」が計上されます。
まずは、必要になる周辺機器とその費用相場についてご紹介します。
機器名 | 費用相場 | 機器説明 |
ブースター | 15,000円〜28,000円 | 受信した電波を強くするための機器 |
分配器 | 2,000円〜10,000円 | アンテナケーブルを複数線に分配するための機器 |
分波器 | 800円〜3,300円 | 1本のケーブルを2種類の電波に配線するための機器 |
混合器 | 2,000円〜5,000円 | 地デジ+BS/CSの2本の配線を1本にまとめる機器 |
上記機器ですが、以下のような状況の場合に設置が必要となります。
・ブースター:住んでいる地域に届く電波が弱い場合、2台以上テレビを設置したい場合
・分配器:2台以上テレビを設置したい場合
・分波器、混合器:BS/CS番組と地デジ番組を両方視聴したい場合
高所作業費
アンテナは電波を最も取りやすい位置に設置しますが、障害物が少ない高い場所が設置に適しているケースがほとんどです。
2階の外壁や屋根上など足場のない高所にアンテナを設置する場合、高所作業費が発生するケースがあります。
こちらでは、高所作業費の費用相場についてご紹介していきます。
専門業者によって費用設定は様々で、高所専用のハシゴなどがある場合などは同じ場所でも高所作業費が発生しない場合もあります。
設置場所 | 費用相場 |
屋根上 | 10,000円~25,000円 |
外壁(足場が無い場合) | 6,000円~18,000円 |
ベランダ外壁(足場が無い場合) | 8,000円~15,000円 |
アンテナの設置は、つねに落下や転落事故など命の危険性のある作業となるため、危険度に合わせて高所作業費が設定されていることがあります。
もちろん、全ての作業に置いて危険は伴いますので、作業員はヘルメット着用や命綱を装備を徹底した上で、安全第一に作業に取り組んでいます。
出張費
アンテナ工事会社の拠点からお住まいの地域が離れている場合、出張費が発生する場合があります。
出張費はおおよそ6,000円前後が相場となっています。
しかし、出張費の費用相場や発生せる条件は、依頼する業者によって様々です。
例えば、工事費用に出張費が含まれて契約前の現地調査ではたとえキャンセルが発生した場合でも出張費がかからないという業者もあります。
一方、現地調査を行いその場でキャンセルした場合、キャンセル費用(3,000~5,000円ほど)として出張費を請求する業者がいるなど様々です。
そのため、出張費がかかるかどうかはもちろん、どのようなケースで発生するかも合わせて確認しておくことが重要です。
「結局、私の場合はいくらなの?」
とお困りな方は、アンテナ工事に直接見積もりを依頼し確認されることをお勧めします。
既存アンテナの撤去・処分費(交換時のみ)
既存アンテナの撤去費用の相場は、10,000〜20,000円ほどです。
業者のホームページには、「撤去5,000円」「撤去9,000円」と記載されています。
しかしこの金額は基本料金であり、撤去を予定しているアンテナの設置状況によって工事内容が変動するため料金も異なります。
尚、撤去費用の内訳は以下の通りです。
・アンテナ本体にかかる撤去費用
・アンテナ本体を処分する時にかかる費用
・アンテナケーブルやブースターなど周辺機器を処分する時にかかる費用
もちろん、既存アンテナを撤去し新たなアンテナを設置する場合には、アンテナ本体価格に加え設置費用が上乗せされる形となります。
業者によっては、新品への交換やBS/CSアンテナの増設など他のアンテナ工事と合わせて依頼することで、撤去費用が抑えられるケースもあります。
アンテナ取付工事の流れは?
アンテナ取付工事の流れをステップ方式でご紹介します。
レビ視聴の確認など一部の作業で室内に入らせていただくこともございますので、その際にはご対応をお願いする形となります。 ステップ①:メールや電話などで、アンテナ専門業者へ問い合わせる
既に、希望するアンテナの種類や希望する日程が決まっている場合には、こちらの要望を正確に伝えましょう。
そのアンテナを設置すれば良いか明確でない場合には、視聴したい番組や家の構造などを伝えるとご家庭に合ったアンテナを提案してもらえます。
ステップ②:現地調査にきてもらう
現地調査は「無料」で行っている業者がほとんどですが、中には現地でキャンセルとなった場合キャンセル料が発生する業者もありますので注意が必要です。
内容としては、担当の作業員が電波状況や家の構造などを確認し、最も最適なアンテナの種類と設置場所を提案してくれるでしょう。
ステップ③:お見積もり
多くの業者で問い合わせ時におおまかな見積もりの案内がされますが、ご自宅の構造や電波状況、設置場所などにより金額に変動が生じることがあります。
その為、この時点で提示される見積もり金額をきちんと確認し、問題がなければ契約に進みましょう。
契約前にはトラブル防止のため、契約後に追加費用が発生するかどうかも合わせて確認することをお勧めします。
ステップ④:アンテナ工事開始
アンテナ工事を行う際、依頼者の立ち会いが必要となります。
アンテナ工事は基本的に屋根の上など家の外での作業がほとんどですので、作業中も通常通り生活をおくっていただけます。
ステップ⑤:チャンネル設定
工事終了後にはチャンネル設定を行い、ご自宅のテレビ映りに問題がないか一緒に確認をしましょう。
引越しの場合、まだテレビがないというご家庭もあります。
その場合には、測定器などを使って電波状況を確認することができます。
ステップ⑥:お支払いとアフターフォローや保証内容の確認
最後に工事費用を支払います。
万が一に備え、アフターフォローや保証内容についても再確認しておきましょう。
アンテナ取付工事投じる作業と工事の時間
アンテナ取付工事を行う上で、作業員が投じる作業は以下の通りです。
①電波状況の確認
②最適なアンテナの種類や必要な周辺機器、設置場所の決定
③アンテナの設置と固定作業
④ケーブル配線の処理
⑤周辺機器の設置
⑥チェンネル設定を行い、テレビ視聴に問題がないか確認
⑦工事終了
これらの作業にかかる時間は、おおよそ2〜3時間ほどです。
工事内容によっては、作業が1時間以内に完了することもあります。
前述でも申し上げたとおり、工事は基本的に屋外での作業がほとんどとなりますので、作業中も通常通り生活をおくっていただけます。
しかし、テレビ視聴の確認など一部の作業で室内に入らせていただくこともございますので、その際にはご対応をお願いする形となります。
アンテナ取付工事の依頼先は?
アンテナ取付工事を考える際の選択肢として、アンテナ工事を依頼できるお店は以下4つに分かれます。
こちらでは各依頼先の特徴と、それぞれに頼んだ際のメリットとデメリットについて詳しくご紹介していきます。
是非参考にして下さい。
工務店、ハウスメーカー
【特徴】
工務店、ハウスメーカーは、新築宅の購入と同時にアンテナ工事をまとめて依頼できることが最大の特徴と言えます。
【メリット】
・新築購入時にまとめて工事を依頼できるため、依頼先の手配などが省けます。
・住宅ローンにアンテナ工事費用も組み込めます。
・支払い方法が充実しており、カード決済にも対応している場合が多いです。
【デメリット】
・工事は下請けの業者が行うことが多く仲介手数料が発生します。
そのため、料金が相場と比べ割高になる傾向があります。
・どの下請け業者が担当するか分からないため、技術の乏しい作業員にあたる可能性がある。
ホームセンター、家電量販店
【特徴】
家電量販店やホームセンターで購入したアンテナが工事対象になります。
【メリット】
・アンテナ本体の購入分のポイントを貯めることが出来ます。
・購入先がよく知る大手メーカーなので安心するという方も多いです。
・他の家電製品とアンテナ本体を同時に購入るすることで、割引が適用される場合があります。
【デメリット】
・工事は下請けの業者が行うため仲介手数料が発生し、工事費用においては料金が割高になります。
・繁忙期や週末などには、工事予約が取りづらくなります。
・下請け作業員の技術が乏しい可能性があり、設置後に問題が発生し余計な出費が増える可能性も考えられます。
小規模経営の街の電気店
【特徴】
大型店舗と比較し、地域に根付いた営業を売りにしているため、距離感が近く評判で判断しやすく安心してお任せできます。
【メリット】
・昔からあるので、相談しやすく安心感を得られます。
・地域の不動産状況や電波状況を熟字しているため話がスムーズに進みます。
【デメリット】
・小規模店なため取り扱うアンテナ種類が少ない傾向にあります。
・電波測定器など、年期の入った機材を使用している可能性があります。
・高所作業となる3階建てのお宅や特殊な形状のお宅の場合、工事自体を断られることもあります。
・人員不足により、週末や連休・繁忙期には予約がなかなか取れない場合が想定できます。
アンテナ専門業者
【特徴】
アンテナ専門の業者になりますので、アンテナのことを熟知しており工事実績や技術が豊富です。
【メリット】
・アンテナ専門業者は、自社雇用のスタッフが工事を行うため仲介手数料が発生しません。
そのため、工事費用が安く出費を抑えられます。
・アンテナ工事に関して、高い技術と専門知識を期待できます。
・保証がしっかりとしています。
・人員多いことから、お問合せから即日対応が可能です。
【デメリット】
・ネット申し込みが主流なため、不安を感じる方もいらっしゃいます。
・業者によって追加費用の基準やお得なサービス内容が異なるため、業者選びに苦戦する方もいらっしゃいます。
お勧めの依頼先は「みずほアンテナ」
アンテナの工事依頼をどこにお願いしようかとお困りの方は、是非「みずほアンテナ」にお問合せください。
みずほアンテナでは年間3万件の工事実績を元に、特殊な形状のお家でも取り付けが可能です。
各地域の電波状況等も完全に把握しており、「ここに取り付けたい」「なるべく外観を損なわずに取り付けたい」など、お客様のご要望に沿ったご提案をさせて頂いております。
みずほアンテナでは無料の10月年保証が付いておりますので、万が一の場合にも安心です。
大切なマイホームの工事は、業界トップシェアを誇るみずほアンテナにお任せください。
アンテナ取付工事を依頼する際のポイント
料金の比較ポイント
・HP上の料金で判断せず見積もり金額で判断する
ネット系のアンテナ専門業者の場合、HP上の料金はあくまでも基本料金となります。
ほかにも、税込みと税抜き金額の表記が混在していたり、ブースターや分配器など周辺機器料金が含まれていないケースがほとんどです。
その為、料金を比較するには相見積もりが必要になります。
・見積もり依頼時に視聴方法や設置場所などの希望、自宅の構造など分かる範囲で詳しく伝える
工事費用はご自宅の構造や設置場所、希望される視聴番組によっても料金は変動します。
手間をかけてせっかく見積もりをお願いするため、なるべく詳細に希望を伝え正確な総費用を把握するようにしましょう。
依頼時には、以下のような情報を伝えることをお勧めします。
①希望するアンテナの種類
②何階建てか
③屋根の形状
④TVを見たい部屋数やテレビ台数
⑤自宅周辺に電波の遮断物となる高層マンションや山林などがないか
安心感重視で比較するポイント
ネット系アンテナ専門業者は、以下2つのパターンに区分できます。
・地域限定の自社雇用スタッフが施工を行う
完全自社雇用のスタッフを、関東圏や関西圏など地域別に分けて配置しており、各営業所から対応できる範囲で工事を行っている業者です。
地元密着型ではありますが、小規模電気店より対応範囲が広く安い工事費用で受けよってくれます。
・全国対応だが工事は地域の下請け業者が行う
各地域にある電気店と提携し工事を委託しています。
こちらのケースでは、実際の工事は下請けが行うため何か問題が発生した際、対応が遅かったり責任の所在がはっきりせずトラブルに発展する可能性が考えられます。
そのため安心感を重視したいという方は、同じネット系アンテナ業者で選ぶ際、自社施工の業者を選ぶと良いでしょう。
支払い方法の比較ポイント
支払い方法の充実さは、業者見極めポイントの要素の一つと言えます。
実際にどの支払い方法で利用するかは別として、クレジットカードに対応しているかどうかは、会社の信用度を図る上で有効です。
2011年に地デジ化が完全移行となった前後は、アンテナ工事の需要が一気に高まったことから、一部悪徳業者による不当な高額請求が行われていました。
このようなトラブルを避けるためにも、支払い方法が多数用意されているかどうかで、しっかりとした業者であるかどうか見極めるポイントの一つにしましょう。
そのため、現金のみの支払い対応の業者より、クレジットカードやキャッシュレス払いなど多数支払い方法を用意している会社を選ぶことをお勧めします。
保証内容の比較ポイント
ネット系のアンテナ工事業者の多くは、施工保証を1つの売りとし保証の内容は業者によって様々です。
しかし、中には保証を謳っていながら施工後に保証書を出さない業者が存在します。
保証書が手元にないということは、万が一の時に保証が適用されない可能性も考えられます。
その為、保証内容については事前にしっかりと把握しておく必要があります。
比較ポイントとして、以下項目を確認しましょう。
・保証書を発行してもらえるかどうか
・保証内容についての詳しい説明
・どんなケースで保証対象外になるのか
上記項目は、見積もりをお願いする段階で確認することがベストです。
他者との保証内容と比較し、最も納得できる業者に依頼するようにしましょう。
アンテナ取付工事は自分でできる?
アンテナ工事を行うために必要な資格などはありませんので、ご自身でアンテナ取付工事を行うことは可能です。
最近ではアンテナ本体は家電量販店に限らず、Amazonや楽天など通販などでも手軽に購入できます。
また、設置方法もYoutubeなどの動画で学べることから、工事費用の節約として自分で行いたいと考える方は一定数いらっしゃいます。
しかし、アンテナ工事をご自分で行うには、ある程度の専門機器や専門知識、リスクに対する覚悟が必要になります。
ー専門機器
・電波波を測定する測定器
・金具の穴あけやコーキング、固定時に使う工具
・高所作業で必要となる梯子
ー専門知識
・上記工具の使い方
・正しい設置場所を探す方法
・アンテナの設置方法
・アンテナ設置後の電波状況の確認方法
ーリスクに対する覚悟
・高所作業による落下や怪我のリスク
・アンテナの落下により、近隣住宅に傷をつけたり人名被害が生じた際の責任
・トラブル時の費用負担
アンテナ工事は決して簡単な作業ではありません。
特別な資格は求められなくとも、安全に工事を行う上でアンテナに関する知識や工事の経験は必須となります。
ご自分に限らず、最悪のケースでは近隣住宅に迷惑をかける可能性も考えられますので、慎重に検討されることをお勧めします。
アンテナ取付工事に関するよくある質問
アンテナとケーブルテレビはどちらがお得?
アンテナとケーブルテレビにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
ランニングコスト面で比較すると、圧倒的にテレビアンテナがお得です。
ケーブルテレビには初期工事費用と月々の使用量が発生しますし、加えて複数テレビで視聴する場合には追加で料金が発生することもございます。
一方、テレビアンテナは初期費用はかかるものの月々の費用は発生しません。
また、一つのアンテナで各お部屋でテレビを視聴することが可能です。
現在のアンテナの寿命は20年ほどと言われていますが、20年間のランニングコストで比べると20万円~30万円も差が付きます。
それぞれのメリットとデメリットを把握した上で、ランニングコストを比較してみることをお勧めします。
自分の家の電波の調べ方は?
自分の家の電波の調べ方は、以下のような方法があります。
・お住まいの地域が電波の強い地域であるかどうかは「A-PAB」のサイトで調べる
・電界強度計を使って測定する
・ワンセグで電波の強さを調べる
・家電量販店に聞く
・地デジアンテナ業者に調べてもらう
確実な電波状況を確認したい場合いは、地デジアンテナ業者に調べてもらうことが一番早く正確です。
アンテナ取付工事なら「みずほアンテナ」にお任せ!
みずほアンテナでは、完全自社雇用のスタッフが工事にお伺いさせて頂いております。
下請けや外注業者は一切契約しておりません。
弊社スタッフはアンテナ専門の熟練のスタッフですので、豊富な経験や高い技術を兼ね備えております。
関東、東海、関西、九州各地に営業所を設けており、各営業所から直接お客様のご自宅へお伺いします。
お立ち合いは1時間~2時間ほどで終了いたしますので、お仕事やお子様の送り迎えがある方でも、ご負担なくスケジュールを組むことができます。
みずほアンテナでは、365日土日祝日も工事を承っております。
即日対応も承っておりますので、アンテナ工事をご検討される方は是非一度お電話かメールにてお問い合わせください。
まとめ
こちらの記事では、アンテナの取付工事費用の相場やその内訳、工事の流れなどアンテナ工事の基本的な内容をご紹介しました。
依頼する業者の選択肢は沢山ありますが、すべてに共通してメリットとデメリットが存在します。
その為、ご自身がどのポイントを優先して決めるかはとても大切なことです。
金額で決める人もいれば、安心感や保証を重要しするなどその基準は人それぞれです。
損をしないためにも複数業者から見積もりを取り比較し、お客様の希望に一番沿う依頼先が見つかるよう祈っています。
ーアンテナ取付工事の関連記事ー
☞【新築戸建のテレビアンテナ工事について解説!アンテナ種類や費用相場、テレビの視聴方法についてご紹介】
☞【ケーブルテレビとアンテナはどっちがお得?それぞれのメリットとデメリットを解説!】