テレビを見るには、テレビの電波をキャッチするためのテレビアンテナが必要です。
集合住宅であれば、最初から共同のアンテナが設置してあるケースが多いです。
しかし、一戸建ての場合は自ら業者に頼むことで初めてアンテナが設置されます。
アンテナ工事は立会いが必要です。
気になるのはアンテナ工事にかかる時間です。
そこで今回は一般的な工事の流れや設置場所などをご紹介しながら、アンテナ工事にかかる時間について解説していきます。
アンテナ工事にかかる時間
アンテナ工事にかかる時間を4つのケースに分けてご説明します。
・地デジアンテナのみ
・地デジ+BS/CSアンテナ
・アンテナ交換工事
・アンテナ撤去工事
なお、いずれのケースでもアンテナの種類やどこに設置するかによってアンテナ工事時間は異なります。
アンテナの種類や設置場所は電波の受信レベルや家の構造などを踏まえて、お客様(ご依頼者様)の希望に沿って決まります。
またアンテナ工事当日の天候によって工事が長引くことがあり、酷い悪天候のときには工事自体が延期されることもあります。
地デジアンテナのみ
地デジアンテナ1基のアンテナ設置にかかる時間は1時間半前後とされています。
アンテナの種類や設置場所によって工事時間は変わります。
アンテナの種類について、地デジアンテナには八木式(UHF)アンテナ、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナがあります。
八木式(UHF)アンテナは屋根の上や破風板に設置することが多いです。
デザインアンテナは主に壁面設置ですが、場合によっては屋根裏に設置します。
ユニコーンアンテナは主に破風板や壁面に設置します。
屋根の上に設置する際は屋根馬という台を設置してステーワイヤーで屋根に固定します。
壁面、破風板や屋根裏に設置する際は専用の取り付け金具を用いて固定します。
器具や設置方法は異なりますが、いずれのアンテナ設置工事も1時間半前後とみて問題ありません。
ただし隣家との間が極端に狭かったり、3階建ての高さだったりした場合には長引く可能性があります。
地デジ+BS/CSアンテナ
地デジアンテナとBSアンテナの2基のアンテナ設置にかかる時間は2時間前後とされています。
地上波放送と衛星放送を両方見たい方は2種類のアンテナが必要です。
2種類のアンテナ設置は、一緒に設置するケースとそれぞれ別の場所に設置するケースがあります。
一緒に設置するケースでは、屋根の上、壁面や破風板に設置する際に使用する、屋根馬(台)や取り付け金具に2基のアンテナを取り付けます。
その場合の工事は2時間前後で終えられるでしょう。
地デジアンテナは条件やご希望次第では屋根裏に設置することがあります。
BSアンテナは原則屋外設置のため、地デジアンテナを屋根裏に設置した場合は2基を別々の場所に設置することになります。
また適切な場所が2種類のアンテナごとに異なる場合もそれぞれの場所に設置します。
設置場所が2箇所になる場合は2時間よりも長引くかもしれません。
アンテナ交換工事
アンテナ交換工事にかかる時間は2時間半前後とされています。
アンテナ交換工事とはアンテナ撤去工事とアンテナ設置工事です。
アンテナ撤去工事は下記の項目【アンテナ撤去工事】で詳細を述べますが、おおよそ30分から1時間程度とされています。
アンテナ設置工事は上記の項目【地デジアンテナのみ】【地デジ+BS/CSアンテナ】で説明したとおり1時間半から2時間程度です。
つまり両方の工事の時間を加算して、アンテナ交換工事は2時間から3時間の見積りです。
交換工事は撤去するアンテナと新設するアンテナが同じ設置場所とは限りません。
例えば地デジアンテナの場合、撤去工事は屋根の上で、設置工事は屋根裏になることもあります。
また撤去が八木式(UHF)で設置がデザインアンテナのように、交換工事によってアンテナの種類が変わることもあります。
設置場所や種類によっても工事の時間は前後します。
いずれにせよ、撤去工事・設置工事単体よりも長めの時間を都合しておいたほうが安心です。
アンテナ撤去工事
アンテナ撤去工事にかかる時間は30分~1時間とされています。
テレビアンテナを設置する場合、地デジアンテナ、BSアンテナどちらでも受信電波レベルの測定や最適な場所を探る必要があります。
さまざまな調査を行い、お客様(ご依頼者)との話し合いを進めて、設置するアンテナの種類や設置場所を決めます。
弊社みずほアンテナの場合、そのときに「最終的なお見積り額」を提示して、お客様(ご依頼者)のご了承をいただき契約を結びアンテナ工事へ移ります。
そのため実際にはアンテナ工事の前に要す時間があります。
一方でアンテナ撤去工事の場合、調査は最低限です。
現地を確認してから「最終的なお見積り」を提示して契約する流れはアンテナ設置工事と同様ですが、それほど長い時間がかかることはあまりありません。
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アンテナ工事の流れ
~一般的なアンテナ工事の流れ~
業者へ連絡、訪問日の調整
・業者は3,4社に問い合わせて比較して選びましょう
・訪問日に調査と工事をまとめて行うことがあり、都合のいい日時を設定しましょう
業者からの訪問を受ける
・現地調査を行った上で見積りを提示されます
・当日の工事を断った場合に出張費などがかかるか確認しておきましょう
・見積りに納得し契約に合意したらアンテナ工事が始まります
アンテナ工事
・アンテナ工事はアンテナの組み立てから始まります
・工事には立会いが求められますが在宅していれば問題ありません
・アンテナ工事は室内での作業もあります
・場合によってはアンテナだけでなくブースター、分波器や分配器などの周辺機器も設置します
アンテナ設置後
・テレビがある場合にはチャンネル設定が行われるためテレビ映りを確認しましょう
・アンテナ工事の内容や保証などについて説明を受けます
・請求書に基づき支払いを行います
・請求額が見積り額と同額か確認し、異なる場合は説明を求めましょう
アンテナの種類や設置場所について
2012年(平成24年)以降に地上アナログ放送が終了してから地上デジタル放送が主流となりました。
地デジの電波をキャッチするためには地デジアンテナを設置します。
地デジアンテナには複数の種類が存在し、屋外と屋内の両方に設置できます。
地上アナログ放送時代から現在まで活躍している種類は、魚の骨のような形が特徴的な八木式(UHF)アンテナです。
屋根馬に載せて屋根の上に設置するとアンテナが高い位置になること、電波受信の感度が最も高いことが最大の特長でしょう。
電波状況が良好な環境であれば屋根裏への設置も可能です。
ただし、八木式(UHF)アンテナは他の種類の地デジアンテナよりも設置スペースを広く取る必要があり、屋根裏に十分なスペースがある場合に限られます。
デザインアンテナは住宅の外壁や屋根裏などに設置できます。
素子(電波を受信する部分)が隠れてアンテナっぽさがなく、薄い長方形の箱型ですっきりとしたデザインが特長です。
ユニコーンアンテナは最近に出現した第3の地デジアンテナです。
デザインアンテナ同様、アンテナっぽさがない姿形が特長です。
八木式(UHF)アンテナを屋根の上に設置すると外観が損なわれる心配がある方にはデザインアンテナやユニコーンアンテナをおすすめします。
デザインアンテナは4色から、ユニコーンアンテナは2色から選べるので、外壁と馴染みやすく景観を損ないません。
4K8K対応BC/CSアンテナは4K8K放送、BS放送やCS放送を見るためのアンテナです。
丸いお皿のようなアンテナが、住宅のベランダや屋根に設置してあるのを一度は見たことがあるのではないでしょうか。
4K8K対応BS/CSアンテナの場合、南南西の空に浮かぶ人工衛星に向けて設置する必要があり、地デジアンテナのように屋内設置はできません。
4K8K対応BS/CSアンテナを屋外に設置するときは、地デジアンテナと一緒に取り付けることもありますし別々のこともあります。
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アンテナ工事の立ち合いについて
アンテナ工事には立会いが必須です。
そのためアンテナ工事にかかる時間について、弊社みずほアンテナでもよくご質問をいただきます。
ご質問に対して
「工事時間は1~2時間程度、工事前の設置位置の確認や工事後の確認をご一緒に行っていただきますが、屋外工事や宅内作業中のお立ち合いは必要ございません。
また、お客様にご協力いただく作業はございませんのでご自由になさっていただいて大丈夫です。」
とご回答しています。
アンテナ工事前に行うアンテナの種類や設置場所についてのご説明、アンテナ工事にかかる契約の際にはお客様の同席が必要です。
しかしアンテナ工事が始まってからは在宅していただければ問題ありません。
在宅が必要な理由は主に2つあり、1つはアンテナ工事には室内での作業があるためです。
室内作業はテレビを置く部屋、配線工事が必要となる場所などで行います。
配線工事はクローゼットの天井や浴室の天井で行うこともあり、ご自宅によってさまざまです。
お客様に在宅を求める理由の2つめは、アンテナ工事後のご説明やお会計のためです。
アンテナ工事後に工事の内容や保証についての説明やお会計があります。
つまりお客様にはアンテナ工事の前後にお時間を頂戴しますが、工事中は家で自由に過ごしていただけます。
ただし工事業者によって規定が異なるため、問い合わせのとき各業者に確認しましょう。
なおご新築の場合、ハウスメーカーへ立会いを任せられるとご自分の立会いは不要かもしれません。
しかし人任せにすると工事の仕上がりとイメージとに差が生じるなどトラブルが起きる可能性が高くなります。
できる限りご自分での立会いをおすすめします。
アンテナ工事は安心できる業者に依頼しよう!
集合住宅なら共同のテレビアンテナがすでに設置してあるケースが多いので、それぞれの世帯がアンテナ工事を必要とするケースはあまりありません。
しかし、一戸建ての場合は各住宅でアンテナ設置が必要です。
テレビアンテナ工事は人生の中で何回も経験するようなことではないでしょう。
それだけに、テレビアンテナの知識が少ないことが一般的です。
だからこそ、アンテナ工事は安心して任せられる業者を見つけられるか否かが重要です。
信頼できる業者を見極めるために、アンテナ工事の実績が豊富かどうか、料金形態が明瞭かどうかなどをチェックします。
アンテナを家電量販店で購入すると、外部提携している業者が設置工事をするケースがあります。
量販店と業者の間で打ち合わせがしっかりできておらず
「工事の日に提示された見積りがアンテナ購入時に聞いていたよりも高額だった」
というケースもあるので注意しましょう。
そのため、すべての工程を自社施工しているかどうかも業者選びのポイントです。
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アンテナ工事のご相談はみずほアンテナへ!
テレビアンテナのことはみずほアンテナにお任せください。
みずほアンテナはテレビアンテナ工事の専門業者です。
「安い・丁寧・安心」と3拍子揃っているとご好評をいただいています。
第三者の評価として口コミもご参考にされてください。
一括仕入れや無駄な広告費の削減などにより、安価なアンテナ工事費用の実現を図っています。
みずほアンテナでは全ての工事に、熟練の自社スタッフが伺います。
みずほアンテナは、年間3万件を超す実績に基づく豊富な経験と知識、確かな技術に自信を持っています。
工事が丁寧で仕上がりがきれいと高い評価をいただいています。
テレビアンテナ専門の熟練のスタッフですので、特殊な形状のお家でも取り付けも数多く経験しています。
また施工技術に自信があるからこそ10年保証のサービスを提供しています。
365日土日祝日、アンテナ工事を承っており、場合によっては即日での対応も可能です。
アンテナ工事のあとも安心してご利用を続けていただけます。
大切なマイホームのアンテナ工事は、テレビアンテナ工事専門のみずほアンテナにご相談ください。
ご相談は完全無料で、電話、メール、LINEをご利用できます。
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まとめ
以上がアンテナ工事にかかる所要時間や立合いに関する解説です。
アンテナ工事は即日対応によって連絡したその日に工事が行われることもあります。
しかし一般的には予約をした後日にアンテナ工事が行われます。
予約をする際にはご自身の予定を見て必ず在宅の日時を選びましょう。
みずほアンテナではお引っ越し前やお引っ越し当日のアンテナ工事も請けております。
お引っ越しの日や前日までにアンテナ設置やアンテナ修理を済ませておくと引っ越し後すぐにテレビを視聴できます。
みずほアンテナへのご相談は完全に無料ですのでお気軽にご連絡ください。
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