テレビは映らないが番組表は映るときの原因は?対処法も徹底解説

公開日 2023/11/05

テレビが映らないのに番組表だけ映るといった症状が起きた場合、多くの方がまずテレビの不具合や故障を疑われます。

 

このケースでは、基本的に電波障害やアンテナの故障である可能性が考えられます。

 

しかし、ちょっとした不具合が原因でこのような現象が起こっているかもしれません。

 

こちらでは、「テレビが映らないのに番組表だけ映る」といった場合の対処法を手順に沿ってご紹介していきます。

 

だれでも簡単に行える初期対応で、あっけなく解決することもあります。

 

是非、同様の症状がおこった場合に参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

テレビは映らないが番組表は映るときの原因

テレビは映らないのに番組表は映るとうケースには、いくつかの原因があります。

 

こちらでは、考えられる主要原因についてご紹介していきます。

 

 

B-CASカードの接触が悪い

B-CASカードの接触が悪い

原因の一つにB-CASカードの接触不良が考えられます。

 

B-CASカードが奥まできちんと挿入されていなかったり、挿入方向が間違っていることも良くあります。

 

また、B-CASカード自体の磁気に不具合が生じていることもあります。

 

まずは一旦B-CASカードを抜き、差しなおしてみましょう。

 

 

 

チャンネルが未設定

チャンネルが未設定

チャンネル設定が行われていないことも考えられます。

 

新しいテレビを購入した時、異なる地域に引越しをした際には必ずチャンネル設定をする必要があります。

 

忘れてしまう方も多いので、必ず確認するようにしましょう。

 

 

 

中継機器に不具合が生じている

中継機器とは、分配器や分波器・チューナーなどをさしますが、これらに何らかの不具合が生じることできちんとした信号が遅れず、番組表しか映らないといったケースもあります。

 

テレビ本体や周辺機器の再起動を行ってもテレビ映りの改善が見られない場合には、中継機器の不具合も疑う必要があります。

 

 

 

ケーブルの接触が悪い

 

ケーブルの差し込みが甘かったり、外れたりすることが原因であるも考えられます。

 

もちろん、正しい位置に差し込まれていない場合にも、正しく信号が送れずテレビは映りません。

 

また、ケーブルの場合内部で断線していることもあり、その場合にも同じくテレビが表示されません。

 

 

 

 
 
 

テレビは映らないが番組表が映る?対処法6つ

テレビは映らないが番組表が映る?対処法6つ

チャンネルの再設定

 

リモコン操作でチャンネルの再設定を行いましょう。

 

テレビのメーカーによって、チャンネル設定の方法は異なります。

 

設定方法は使用テレビの説明者で確認することができます。

 

こちらでは、主要メーカー3社のチャンネル設定をご紹介します。

 

 

設定手順

シャープ

(AQUOS)

2021年発売

ソニー

(BRAVIA)

2019~2020年発売

パナソニック

(ビエラ)

2013~2020年発売

リモコンの「ホーム」ボタンを押す リモコンの「ホーム」ボタンを押す リモコンの「メニュー」ボタンを押す
設定 設定 機器設定
視聴準備-テレビ放送設定 視聴設定 設置設定
チャンネル設定1 放送受信設定 チャンネル設定
地上デジタル チャンネル設定 地上デジタル
地上デジタル-自動 地上:自動チャンネル設定 再スキャン
する 再スキャン

 

※販売年数によっても細かい手順がことなりますので、詳しくはメーカー公式情報からご確認下さい。

 

 

 

テレビ・周辺機器の再起動

テレビ・周辺機器の再起動

チャンネル設定を行っても改善しない場合、テレビや周辺機器の再起動をしてみてください。

 

再起動の手順は以下の通りです。

 

5つの手順を順番に実行してみて下さい。

 

 

①テレビやその周辺機器の電源を落とす
②コンセントから各機器のプラグを外す
③外した状態で5分ほど放置する
④コンセントに電源プラグを差し直す
⑤電源をつける

 

 

コンセントを外す際には、いきなり抜いてしまうとテレビの故障に繋がりますので注意が必要です。

 

必ず、電源を落としてから抜くようにしましょう。

 

また、電源プラグを外した際にはすぐ差し直すのではなく、手順③の数分放置することが大切です。

 

テレビ本体だけではなく、全ての機器の再起動を行いテレビが映るかどうか確認するようにしましょう。

 

 

 

中継機器を一度外す

中継機器を一度外す

前述でも申し上げた通り、こちらでの中継機器とは分配器や分波器・チューナーなどを言います。

 

中継機器に不具合があれば、正常な映像信号をテレビに送ることができません。

原因が中継機器であるか無いか確認するため、これらの中継機器を一旦外し、使用しない状態でアンテナ端子とテレビを接続し表示を確認してみましょう。

 

原因が中継機器であった場合には、問題なく表示されるでしょう。

 

中継機器を取り外してもテレビ映りが改善しないということは、中継機器の不具合ではないと考えられます。

 

中継機器の故障が原因であれば、新しい物と交換するしかありません。

 

尚、分配器・分波器・チューナーってそもそも何?と思う方、自信がない方はむやみに触らないほうが良いです。

 

 

 

ケーブルの確認

テレビ側やチューナーなどの配線がきちんと接続しているかも確認しましょう。

 

一度接続すると配線を抜き差しすることもないので見落としがちですが、小さなお子様がケーブルを触ってしまったり、何かの拍子で抜けてしまったということは結構あります。

 

また、接続に緩みが発生している場合にも同様に正常に機能しませんので合わせて確認するようにしてください。

 

映像に関するケーブルは以下の通りで、全て差し直してみて下さい。

 

 

・VGAケーブル
・Displayport
・Mini Displayport
・HDMIケーブル
・DVIケーブル
・オーディオビデオケーブル

 

 

万が一確認する中でケーブルの断線が判明した場合には、ケーブルの交換が必要となります。

 

 

 

B-CASカードの接続確認

エラーコードが表示されている場合には、原因がB-CASカードの何らかの不具合である可能性があります。

 

まずはB-CASカードの差し直しを行ってください。

 

B-CASカードのエラーコードは以下の通りです。

 

エラーコード名 解決方法
E100  B-CASカードを差し直す
E101 B-CASカードを掃除
E102 B-CASカードを交換

 

B-CASカードは向きが間違っていても問題は解決できません。

 

差し直す際には、正しい向きを確認しながら行いましょう。

 

 

 

B-CASカード自体の確認

B-CASカード自体の確認

B-CASカードを差し直しても改善しない場合、B-CASカードを一度掃除してみましょう。

 

E101のエラーコードの場合、B-CASカードが正しく読み込まれていないことを表しています。

 

カードにホコリが付着している事で読み込めないケースも多いです。
B-CASカードの掃除は、綿棒などや乾いた布などで優しくホコリを拭き取りましょう。

 

この時、水気のある物で拭くと反対に故障の原因になりますので注意するようにしてください。

 

掃除を行い差し直してみてもE102のエラーが続く場合には、B-CASカード自体の故障が考えられます。

 

その場合には、交換する必要がありますので、B-CASカスタマーセンターに連絡し相談するようにしてください。

 
 
 
 

番組表も映らない場合の原因と対策方法は?

番組表も映らない場合の原因と対策方法は?

 

アンテナレベルが低い

アンテナレベルとは、地デジ電波を受信する強度を表すもので「受信強度」とも言います。

 

アンテナレベルに問題がある場合、E201のエラーコードが表示されます。

 

その際には、テレビのメニュー画面からアンテナレベルを確認するようにしてください。

 

設置時はアンテナレベルに問題が無くても、なんらかの外的要因から安定したレベルを保てなくなることもあります。

 

例えば台風や大雪など悪天候の影響、近隣で大きなビルの建設が始まった、木の枝が伸びてきたなど、周囲の環境の変化により低下することもあります。

 

まずはアンテナレベルを低下させている要因について把握する必要があります。

 

悪天候による一時的な低下の場合には天候の回復を待つしかありません。

 

しかし、天候ではなく原因がよく分からない際には、専門業者に調査をお願いすることが解決への近道となるでしょう。

 

 

 

アンテナの角度に問題がある

アンテナのは、地デジ放送の場合には地デジ電波を発信している近い基地局の方向、BS・CSアンテナの場合には衛生から電波を受信するため南西方面に向けて設置します。

 

アンテナの向きが変わってしまうとテレビ視聴ができなくなることもあります。

 

台風や積雪など悪天候の影響で角度が変わってしまうことはよくあります。

 

特にBS・CSアンテナの場合、1ミリでも角度がずれてしまうと上手く電波を受信できなくなりますので注意が必要です。

 

電波レベルを確認しながらミリ単位での調整が必要となり、個人でも対処は難しくなります。

 

また、地デジアンテナも含め、アンテナは基本的に高所や足場が不安定ば場所に設置することがほとんどなので、専門の業者への対応をお願いすることをお勧めします。

 

 

 

配線ケーブルの断線

配線ケーブルの断線

テレビやアンテナをつなぐ配線には、「同軸ケーブル」が使用されています。

 

同軸ケーブルは、中に一本太めの銅線が通っており、周りは金属線で覆われています。

 

配線は、地デジアンテナやBS・CSアンテナ、ブースターや分配器、テレビなどすべてに同じ同軸ケーブルが使用されています。

 

このケーブルが断線していまうと、テレビが映らなくなります。

 

断線はよくあることで、ケーブルのジョイント部分の劣化や腐食が原因となるケースが一番多いです。

 

こういった劣化などは、長さを調節するための結合部分のビニールテープが甘く雨水が浸透し腐食してしまうことがあります。

 

また、年月が経つことで金属が劣化し電波も電気も通さなくなることもあります。

 

ケーブルの断線が判明した場合には、交換が必要です。

 

 

 

テレビアンテナのトラブルならみずほアンテナに相談!

テレビアンテナのトラブルならみずほアンテナに相談!

上記でご紹介した通り、アンテナやその周辺機器の不具合や故障によりテレビが映らない場合には、お客様の手では改善が難しい状況です。

 

みずほアンテナは、365日土日祝問わず営業しております。

 

そのため、お問い合わせいただければ即日でお伺いすることも可能です。

 

原因がアンテナだと自信がないというお客様も、お気軽にご連絡下さい。

 

お電話にて症状をお伺いし、原因を特定いたします。

 

お電話でも解決しない場合すぐにご予約をお取りしお伺いさせていただけます。

 

ご内容とお見積り内容にご納得していただいた上で、即日工事の流れになりますのでご安心下さい。

 

 

 

 

まとめ

テレビは映らないが番組表は映るときの原因は?対処法も徹底解説

こちらでは、番組表は映るがテレビは映らないケースの原因とその対策法について詳しくご紹介しました。

 

初期対応はご自身でも行える簡単な対策となります。

 

まずは手順に沿って、落ち着いて確認することをお勧めします。

 

それらを試みた上で、原因がわからない、アンテナに不具合があるのでは?と疑われた場合には、専門業者に相談してみて下さい。

 

テレビの不具合は、いつ何時起こるか予測ができません。

 

そのため、ある程度の初期対策をとれる知識と、相談先リストを備えておくと安心です。

 

 

 

ー関連リンクー

【テレビが映らない時の原因と対処法は?エラーコード、状況別に解説】

 
 

みずほアンテナ編集部
年間3万件以上の施工実績を誇るみずほアンテナの専門チームがテレビアンテナ工事について初心者の方にも分かりやすく解説します。

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