ケーブルテレビを契約するとNHK受信料も発生するのか、気になるところです。
結論、NHK受信料はケーブルテレビを契約すると発生します。
NHKの契約には「地上契約」と「衛星契約」に分かれてます。
どちらもいくらか金額が異なりますがケーブルテレビで視聴しているケースはどちらが適用されるのか、
受信料は高くなるのか、割引があるのかなど深堀していきます。
尚、2023年10月1日より、NHK受信料は1割値下げが行われ、お支払方法により異なっていた受信料額も一本化されました。
改定後金額についても合わせてご紹介していきます。
ケーブルテレビのNHK受信料は?
ケーブルテレビを契約すると、NHK受信料は「衛星契約」となります。
これは地上デジタル放送とBSやCS放送の両方が視聴できる環境がそろっている場合、衛星契約となるからです。
ケーブルテレビは地上デジタル放送だけでなく、衛星放送も視聴できます。
「電波障害地域」や「難視聴地域」など、どうしても地デジの電波が届かない地域では
地上波のみのプランも展開されていますが、通常地上波放送がみれる地域では契約できません。
したがって、ケーブルテレビを契約すると、必然的に「衛星契約」となってしまうのです。
尚、2023年10月1日より、NHK受信料は1割値下げが行われ、お支払方法により異なっていた受信料額も一本化されました。
こちらでは、2023年9月30日までの旧金額表・10月からの改定金額表・家族割の金額表も合わせてご紹介していきますのご覧ください。。
契約種別 | 支払方法 | 月額 |
2ヶ月 支振額 |
6ヶ月 支振額 |
12ヶ月 支振額 |
衛星契約 (地上+衛星) |
口座振替 クレジットカード等継続払 |
2,170円 |
4,340円 | 12,430円 | 24,185円 |
継続振り込み等 | 2,220円 | 4,440円 | 12,715円 | 24,740円 | |
地上契約 (地上のみ) |
口座振替 クレジットカード等継続払 |
1,225円 | 2,450円 | 7,015円 | 13,650円 |
継続振り込み等 |
1,275円 | 2,550円 | 7,300円 | 14,205円 |
※上記NHK受信料には消費税を含む、沖縄県は料金が異なります
契約種別 |
月額 |
2ヶ月 支振額 |
6ヶ月 支振額 |
12ヶ月 支振額 |
衛星契約 |
1,950円 | 3,900円 | 11,189円 | 21,765円 |
地上契約 (地上のみ) |
1,110円 | 2,200円 | 6,309円 | 12,276円 |
※上記NHK受信料には消費税を含む、沖縄県は料金が異なります
12ヶ月支払いが一番お得ですが、それでも衛星契約と地上契約では年間10,000円以上も差があります。
また、条件を満たせば割引や免除の対象になる場合もあります。
いずれも利用規約をご確認の上、詳しい手続きに関しては「NHK受信料窓口」へ直接お問合せ下さい。
家族割引
出典:NHK
同一生計で離れて暮らす家族などを対象に、受信料額の50%を割り引く制度です。
~対象となる方~
・同一生計で親元から離れて暮らす学生
・同一生計で自宅から離れて暮らす単身赴任等の方
・別荘・別宅等で自宅と別に受信契約を締結している方
契約種別 |
2ヶ月 支振額 |
6ヶ月 支振額 |
12ヶ月 支振額 |
衛星契約 |
1,950円 | 5,593円 | 10,882円 |
地上契約 (地上のみ) |
1,100円 | 3,154円 |
6,138円 |
※上記NHK受信料には消費税を含む、沖縄県は料金が異なります
学生免除
親元などから離れて暮らす学生のうち、
経済的理由の選考基準がある奨学金を受給するなどの状況にある学生を全額免除の対象とする制度です。
~対象となる方~
NHK「地上契約」と「衛星契約」について
NHK受信料は、テレビを見る・見ないに関わらず
受信できる環境にあるかが支払い義務発生のポイントとなります。
できることなら安い地上契約にしたい方も多いでしょう。
簡単にまとめると地上契約は地デジを見ている場合、衛星契約はBS放送やCS放送を見ている場合になります。
NHKはBS放送も展開しています。
地上契約と衛星契約、それぞれの支払い義務発生ポイントは以下です。
地上契約
・NHKの放送を受信できるテレビが設置してある
・地デジアンテナを設置している
衛星契約
・BS/CSアンテナを設置している
・ケーブルテレビを契約している
ケーブルテレビで衛星放送を見ない場合
アンテナでは電波を受信できない環境に住んでいて、ケーブルテレビにせざるを得ない方もいらっしゃいます。
ケーブルテレビを契約していても、ほとんど見ているのは民放だけという方も多いですが、
それでもケーブルテレビを契約している場合は、受信料が高い方の「衛星契約」となってしまいます。
上記で述べたように衛星契約のポイントは
”衛星放送(BSやCS)を見れる環境にあるかどうか”ですので、
ケーブルテレビ視聴の場合は衛星契約が必須となってしまうのです。
ケーブルテレビ料金とNHK受信料をまとめて支払う方法
出典:ケーブルテレビJ-WAY
基本的にケーブルテレビの利用料金には、NHKの放送受信料は含まれていません。
ケーブルテレビの契約とは別に、NHKの放送受信契約が必要になります。
しかし、ご加入のケーブルテレビ会社によっては、ケーブルテレビの利用料金と一緒に、
NHKの放送受信料が支払える「団体一括支払」が利用できる場合があります。
「団体一括支払」の場合、月額200円ほどの割引が適用されることがあります。
年間にするとおよそ1,800円の割引になるので、少しでも安くしたい方は参考にしてください。
詳しくは加入している、もしくは加入を検討しているケーブルテレビ会社に問い合わせると良いでしょう。
ケーブルテレビの費用相場
ケーブルテレビに加入し開通するためには初期工事費用に加えて、ブースターやセットトップボックス、チューナーなどを購入もしくはレンタルする必要があります。
また、ケーブルテレビ会社によっては2台目以降のテレビ開通費用が別途かかる場合もあります。
リビングだけでなく、その他のお部屋でもテレビを視聴したいという場合は申し込み時に料金を確認しましょう。
加入時にお得なプランがあっても、変更時に事務手数料がかかる場合があるので不要なプランは加入しない方が良いでしょう。
ケーブル |
アンテナ | |
基本工事費 | 43,200円 |
※15,000円~ /30,000円~ |
ブースター |
6,500円 | 15,000円~ |
テレビ2台目以降追加 |
3,000円 | 0円 |
事務手数料 |
4,800円 | 0円 |
(ケーブルテレビはJ:comの料金を参照)
(地デジアンテナのみ15,000円~/地デジ+BSアンテナ30,000円~)
上記はケーブルテレビとアンテナの初期費用にいくらかかるかを比較した表です。
もちろん毎月の利用料が契約を続ける限り発生します。
ケーブルテレビ (参考:J:COM) |
|
毎月の利用料 |
スタンダード (91チャンネル~) 月額6,074円 スタンダード+101チャンネル~ 月額7,174円 |
ただ、上記の料金はあくまでもケーブルテレビのみの利用料。
これに加え、衛星契約のNHK受信料が一か月あたり2,170円発生するのです。
(口座振替・クレジットカード等継続払、2カ月支払いの場合の1か月分の料金)
アンテナは一度設置してしまえばNHK受信料以外発生しないので断然お得と言えるでしょう。
よくある質問
Q.支払わないでいると割増金が発生すると聞きました。本当ですか?
A.2023年4月から「テレビなどの受信機を設置した月の翌々月末まで」に放送受信契約書をNHKに提出しないと所定受信料の2倍の「割増金」の支払いが必要となりました。
以前から「割増金」の規約自体はありましたが、割増金が請求される具体的な期日はありませんでした。
2023年4月からは放送受信契約書の提出期限が「テレビを設置した月の翌々月末まで」に明確化されました。
Q.家に2台テレビがある場合、契約は2つ必要?
放送受信契約は、世帯ごととなっています。
ただし、複数の自宅でテレビを設置した場合は、住居ごとに契約が必要となります。
ひとつの家に複数台のテレビがあっても、放送受信契約はひとつで構いません。
ワンセグなどが搭載された自家用車についても住居の一部とみなされ、その世帯に契約があれば新たに契約をする必要がありません。
Q.ケーブルテレビの料金を払っていてもNHK受信料を支払うの?
ケーブルテレビの利用料には、NHKの放送受信料は含まれていません。
ケーブルテレビの契約とは別に、NHKの衛星契約が必要になります。
ご加入のケーブルテレビ会社によっては、ケーブルテレビの利用料金とともに、NHKの放送受信料をお支払いいただく「団体一括支払」をご利用いただけることもあります。
テレビ視聴はアンテナが断然お得!
ランニングコストを抑えたい方
アンテナは月額の利用料はゼロであり、初期工事費のみで十数年は視聴可能です。
最新のアンテナは15~20年使用できると言われているので、ケーブルテレビや光回線のランニングコストと比較すると同じ期間内で30万円以上差が開くことがあります。
またケーブルテレビや光回線では、視聴台数を増やすごとに開通費用や利用料が増額される可能性があります。
特に光回線では視聴テレビを1台増やすごとに約2万円、全部屋でテレビを観ようとした場合、初期費用だけで10万円に上ることもあります。
アンテナの場合、1つの本体で追加工事なく各部屋視聴することができるので初期費用面でも安く済むでしょう。
他にも以下のような人にもアンテナ視聴がおすすめです。
アンテナを設置できる環境がある方
テレビアンテナ設置によるテレビ視聴は、アンテナが設置できる環境の方には最もおすすめの方法です。
ケーブルテレビ同等のチャンネル数は視聴できませんが、一般的なチャンネルは地デジとBS/CSアンテナを設置することでほぼ網羅できます。
アンテナの特長として、災害によってインフラが被害を受けた時にケーブルテレビや光回線と比較して復旧が早い事が挙げられます。
いつ何時も情報収集をされたい方にはアンテナ設置が安心です。
すぐに視聴したい方
テレビアンテナを設置すると設置後すぐにテレビを見る事ができます。
ケーブルテレビや光回線によるテレビ視聴の方法では、申込み後テレビが視聴できるまでに数週間から1ヶ月以上かかるとされています。
アンテナ工事でも申込み先によっては数週間後の工事になってしまうケースがあります。
例としてホームセンターや家電量販店等です。
窓口はホームセンター等であっても、実際のアンテナ工事は下請け業者へ委託される関係で工事までに時間を要する事があります。
アンテナ工事はアンテナを専門とする業者がおすすめです。
ただしアンテナ工事の繁忙期、大型連休やお盆、年末年始等はアンテナ専門業者も予約が混み合っているので余裕を持って連絡すると安心です。
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テレビアンテナ工事はみずほアンテナにおまかせ!
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新規設置はもちろん、修理や交換なども承ります。
ケーブルテレビへの切り替えや、光回線からのお切り替えなどテレビのことなら何でもお任せください。
また、ケーブルテレビからの切り替えを検討し始めたら、まずは複数のアンテナ業者に見積りを取りましょう。
アンテナは普段の生活に馴染みのないことばかりでインターネットで情報を収集してもピンとこないでしょう。
現在電話見積を行ってくれる業者が増えているのでまずは相場観を把握したり、どんなアンテナが良いか相談してみるといいでしょう。
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そのため外観を損ねず、目立たない施工方法をご提案することが可能です。
さらに相談や予約を受けた担当者と現場のスタッフとの連携が取れており、工事当日に話の食い違いが起こる心配がありません。
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アンテナ設置を迷っている方もお気軽にご連絡くださいませ。
まとめ
ケーブルテレビの契約には
NHK受信料は必須で、「衛星契約」が必要ということが分かりました。
NHKをほとんど見ないのに受信料をより高い受信料なんて払いたくない!
という方には地デジアンテナだけを設置して、「地上契約」のみ行うアンテナ視聴がおすすめです。
NHKBSやその他の衛星放送など、より多くの番組を楽しみたい方はケーブルテレビの他にも
パラボラアンテナの設置という方法もあります。
何を設置して、何を契約したらどのくらいの料金が発生するのか事前に把握しておくと安心です。
ご家庭それぞれのテレビ視聴スタイルに合った方法を探してみましょう。
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