BS放送を見ていると稀に画面が映らなくなったり、ノイズが入ったりすることがあります。
BSが映らなくなる原因はさまざまで、何もしなくても自然に復旧する場合もあるでしょう。
しかしアンテナに異常がある場合は、いくら放っておいても回復することはありません。
しかるべき業者に依頼するなどの対処する必要があります。
そこで、今回はBSアンテナが受信できなくなってしまう原因や対処法、修理業者の選び方などを紹介します。
BS・CSが映らない…原因は一体なに?
BS・CS放送が映らない原因には様々ありますが、主に以下3つのことが挙げられます。
②ブースターの故障
③周辺機器の故障
アンテナや周辺機器は何か一つでも故障していると、BS・CS放送全く映らなくなってしまったり、映像や音声が乱れる原因になります。
アンテナの一般的な寿命は10年と言われています。
BS・CSアンテナを設置して、10年近く使用されている際には故障である可能性も十分にございます。
それでは上記3つの原因について、詳しくご紹介していきます。
原因①アンテナの不具合
テレビ本体や配線に異常がないにも関わらず、BS放送が映らない場合はアンテナに問題がある可能性が高いです。
アンテナの故障はもちろん、強風や雪の影響でアンテナが傾いてしまうと電波を受信できなくなってしまいます。
特に、BSアンテナはほんの少し向きがずれただけでも不具合を起こすことがあるので注意が必要です。
また、樹木や建物に遮られて電波が届きにくくなってしまうこともあります。
木の枝が伸びたり、近隣に新しい建物が建ったりすると、それまで問題なく見られたチャンネルが突然映らなくなってしまうことも多い傾向です。
他にもアンテナ本体に雪が積もったり、飛来したゴミや落ち葉が付着したりすると不具合を起こす原因になってしまいます。
雪が降った日や風の強い日は特に注意してください。
アンテナの修理や方向の調整などは、ご自分での対応はおすすめできません。
アンテナの調節は簡単ではありません。
一度正しく調整しても、安定した受信が確保されるとは限りません。
素人がプロのような高度な技術でアンテナを固定することは難しく、わずかな風でもアンテナがずれることがよくあります。
特に設置場所やアンテナの種類によっては、倒壊のリスクも懸念されます。
予期せぬ問題を避けるためにも、アンテナの設置や調整は専門家に依頼するのが賢明です。
原因②ブースターの故障
電源や本体にあるブースターが故障しているとアンテナからの信号は正しく出力できません。
ブースターが故障している場合は、新しいものへ交換する必要があります。
ブースターの中でセパレートタイプをお使いの場合、電源から出力される「DC電源電圧」を確認しましょう。
もし正常に電圧がかかっていなければ、電源部分のケーブルが断線、もしくはショートしている可能性があります。
雷の影響でテレビが映らなくなった時もブースターを確認しておきましょう。
ブースターの電源を一度抜いて、数秒してまた入れ直すことで正常に映ることがあります。
原因③周辺機器の故障
アンテナにも異常がない場合は、アンテナとテレビをつなぐケーブルや分配器が故障している可能性もあります。
老朽化や断線のほか、接続部分が接触不良を起こしているなどの可能性があるのです。
特に、屋外へ露出しているケーブルは風雨にさらされて劣化したり、雨水が入りこんで浸水してしまったりすることがあるので気をつけましょう。
こちらでは大きく3つの原因をご紹介しましたが、その他にもB-CASカードやコードの配線の接触不良なども考えられます。
症状によっては、テレビ画面にエラーが表示されている場合もあります。
これらについては、以下記事で詳しくご紹介していますので、是非、参考にしてみてください。
ー関連記事ー
受信できなくなったときの対処法
BS放送を受信できなくなってしまった時には、焦らずにまずは以下2つの方法を試してみてください。
ご紹介する対処法はどなたでも簡単にできる方法です。
✓テレビの電源を切り再起動する
✓悪天候の場合
受診不良がちょっとした接触不良である可能性もあります。
こちらの対処法を試して、元通りになれば問題はないでしょう。
まずはご自分で行える簡単な対処法を行い、解決しない場合にはアンテナ機器の不具合や故障である可能性もございます。
すべての部屋のテレビが見られないのか確認する
BS放送が映らないと困ったら、まずはすべての部屋のテレビでBS放送が受信できなくなっているかを確認します。
一部のテレビだけ映らない場合、映らないテレビに不具合が発生しているケースがあります。
対し、すべての部屋のテレビでBS放送が受信できないとなると、BSアンテナ本体やその周辺機器の不具合であると考えられます。
テレビの電源を切り再起動する
BS放送を受信できなくなってしまったときは、まずはテレビの電源を切り、電源プラグをコンセントから抜きましょう。
5秒ほど待ってから再びプラグを差し込み、電源を入れます。
テレビを再起動しても問題が解決しない場合、アンテナや配線に不具合がある可能性が高いです。
テレビ画面に表示されるエラーコードから、ある程度原因を特定できます。
アンテナのケーブルや接続状態に異常があると、「E209」というエラーコードが表示されます。
ケーブルの状態を確認し、接続が緩んだり断線したりしている部分がないか確認しましょう。
アンテナの位置や角度がずれている場合は「E202」というコードが表示されます。
「アンテナの方向が変わっていないか」
「アンテナの向いている方向に障害物がないか」
などをチェックしましょう。
詳しくは以下記事でもご紹介しています。
ー関連リンクー
☞【テレビが受信できない?「E201」「E202」が表示される場合の対処法】
悪天候の影響
前述でエラーコードについてご紹介しましたが、「E202」は悪天候で電波の受信状態が悪いときにも表示されます。
特に、BSの電波は天候の影響を受けやすいので、台風や大雪の際にはアンテナレベルが低下し一時的に受信できなくなったりノイズが入ったりすることも多い傾向です。
そのような場合は天候が回復するのを待ってから、あらためて受信状態を確認しましょう。
また、このよに悪天候によりアンテナレベルが低い場合には、受信不能状態を出来るだけ避けるため、NHKの衛星放送では、「降雨対応放送」という技術を採用し放送を続けることがあります。
「降雨対応放送」は天候の回復により、時期通常放送に切り替わるので天気が回復するのを待ってみましょう。
ー関連リンクー
☞【雨が降るとテレビが映らない!そんな時に考えられる原因と対策】
☞【雨が降るとBSが映らない!降雨対応放送やE201など気になるBSアンテナの悩みを解決!】
BSアンテナの故障。修理・修復は自分でできる?
BS放送が映らなくなってしまった場合、機器の不具合や天候など、さまざまな要因が考えられます。
アンテナの傾きやケーブルの接触不良など簡単な原因であれば自分で直すこともできます。
しかしアンテナの傾きや故障、断線などは業者に依頼して修理してもらうようにしましょう。
専門業者に依頼するメリット
アンテナの傾きやケーブルの接触不良などが原因の場合、すぐに直したいからといって自分で修理しようとするのは避けましょう。
屋根の上やベランダなど高所での作業は足場の確保が難しく、落下の危険があります。
さらに作業中に家屋の壁や屋根を傷めてしまうおそれがあるので、修理はかならずプロに任せてください。
初めてアンテナの修理を依頼する場合、業者選びに悩む人も多いでしょう。
もっとも確実な選び方は、実際に業者へ問い合わせて見積もり金額を算出してもらうことです。
スタッフの態度や対応も信用できる業者かを見極める判断材料になります。
ネットに投稿されている口コミを参考にしてみるのも良いでしょう。
価格だけで判断するのではなく、複数の業者を比較したうえで一番信頼できる業者を選んでください。
みずほアンテナが行った交換工事事例 |
|
▼ビフォー |
▼アフター |
弊社では365日土日祝問わず営業しており、お問い合わせいただければ即日でお伺いすることも可能です。
お電話の時点で詳しく状況をお聞きし、熟練のスタッフがお伺いします。
弊社でお伺いする工事スタッフは完全自社雇用のスタッフです。
その為、お電話での情報は担当スタッフにきちんと引き継いでおりますので、当日中には復旧いたします。
BSアンテナの修理はどこにお願いする?
アンテナの工事や修理を請け負っている業者は、インターネットから検索可能です。
修理費を比較できるサイトもあるので、業者選びの参考にしてみるのも良いでしょう。
ただし修理費用はアンテナの状態や種類によって変わるので、必ず見積もりをとってもらうようにしてください。
また、修理業者には個人で経営している会社もあれば、複数の地域で事業展開している会社もあります。
個人経営の業者は修理に対応できる人員が限られており、依頼しても実際に修理ができるのは数日後になってしまう場合も多い傾向です。
なるべく早く対応してもらいたい場合は、ある程度の規模で展開している業者を選びましょう。
ちなみに、業者へ直接問い合わせなくても電器店や家電量販店の店頭から修理を申し込むこともできます。
近隣に電器店がある場合や業者の選び方がよく分からないという場合は、店頭で相談してみるのもおすすめです。
BSアンテナの修理ならみずほアンテナ
アンテナの修理は、高所作業になりますのでご自身で修理をすることはおすすめできません。
まずは簡単な配線チェックやチャンネル設定を試して頂き、改善しない場合にはお気軽にご連絡下さい。
みずほアンテナではお伺いさせていただくのは完全自社雇用のスタッフです。
全てのスタッフがアンテナ専門の熟練の工事員で、豊富な経験や高い技術を兼ね備えております。
関東・東海・関西・九州・中国・東北(仙台市)の6つのエリアの各営業所からお客様のご自宅へお伺いしています。
アンテナを実際に確認・点検し、経年劣化が進んでいる場合にはアンテナ交換で対応するケースもございます。
みずほアンテナではトラブルを避けるため、アンテナの状況を丁寧にご説明させていただき、お見積とご内容にご納得頂いた上で工事に進ませて頂きますのでご安心ください。
みずほアンテナへのご相談は完全無料です。
365日無休で営業しておりメールとLINEは24時間開放していますので、ご都合のいい時間帯にお気軽にご相談ください。
みずほアンテナが行ったBSアンテナの交換工事事例 | |
▼ビフォー |
▼アフター |
【施工内容】 既存アンテナを撤去し、4K8K対応BSCSアンテナへの交換工事を行いました。
「新しくするなら4K8K対応にして欲しい」との要望がございましたので最新の対応アンテナを取り付け、ご要望により設置位置も変更させていただきました。
|
|
【費用】 参考費用をご紹介します。
・既設アンテナ撤去工事:5,500円(税込)~ |
※撤去するアンテナの種類などによっても金額が異なります。
新規アンテナ設置とのセットでお得な割引もございますのでお気軽にお問合せください。
まとめ
BSやCSが映らない原因は決して一つではなく、各家庭の環境により異なります。
どこに不具合が生じているかは一概に判断はできません。
しかし、事前に自分自身である程度の対処ができれば、おおよその不具合の原因が分かります。
ある程度原因を絞り込めるだけで、たとえ故障で修理が必要な場合でも業者の選別や問い合わせ時の対応がスムーズになります。
初期対応は難しい対策ではありません。
できる範囲で対処をしてみてはいかがでしょうか。
ー関連記事ー
☞【一部屋だけテレビが映らないときの原因と対処法を完全ガイド!】
☞【アンテナ修理に火災保険が適用されるケースは?適用範囲や申請の流れを解説】
☞【BSを見るには?必要な機器や無料で見れる視聴方法を紹介!】