地デジがうまく映らなかったり、エラーコードが表示されたりするのは、電波の受信状態が悪いためです。
電波の受信状態はアンテナレベルから確認できます。アンテナレベルに異常があらわれる原因は、天候や接続不良などさまざまです。
原因を正しく見極め、それに見合った対処法をとることで、快適に地デジを視聴できるようになります。
そこで、アンテナレベルが下がってしまう主な原因や、アンテナレベルを改善する方法を紹介します。
アンテナレベル(受信レベル)とは?
アンテナレベルとは、地デジ放送やBS・CS放送など各種テレビ放送の電波の受信強度を示す数値です。
安定してテレビを視聴するために、受信強度を一定数値で保つ必要があります。
尚、地デジ放送のアンテナレベルは、テレビメーカーによりその基準が異なります。
そのため、まずはご使用のテレビのアンテナレベルの基準を把握しておくことが大切です。
尚、同じメーカーであっても製造年によっては基準が異なることもありますので注意して下さい。
目安
先述でも申し上げた通り、アンテナレベルはメーカーによって基準が異なります。
こちらでは、主要な国内メーカーのアンテナレベルについてご紹介していきます。
尚、ご紹介するアンテナレベルは、地上デジタル放送を受信する際の基準となります。
BS・CS放送の基準は異なりますので、ご注意下さい。
メーカー名 | 十分にある | 全くない・不足している |
SONY(ソニー) | 緑 | 赤~黄 |
Panasonic(パナソニック) | 44以上(50以上あれば安定) | 0~44未満 |
SHARP(シャープ) | 60以上 | 60未満 |
日立 | 18以上(18~37を推奨) | 0~18未満 |
東芝 | 30以上(30~60を推奨) | 0~30未満 |
三菱 | 22以上 | 0~22未満 |
このように、各メーカー基準が様々であることが分かりますね。
SONY(ソニー)の場合、数値表記でなく色で示されています。
こちらは、あくまでも目安になります。
同じメーカーであっても製造年や機種によっても異なりますので、必ずご自身がお使いのテレビの取扱説明書もしくは、該当メーカーの公式サイトから確認するようにしましょう。
確認方法
続いて、アンテナレベルの確認方法をご紹介していきます。
アンテナレベルの基準と同じく、その確認方法もメーカーによってその手順は異なります。
その為、こちらでは国内の主要メーカーの確認手順についてご案内いたします。
【SONY(ソニー)/BRAVIA(ブラビア)】
①リモコン操作で「ホーム」を押す
②設定画面を開き、[放送と外部入力]または[視聴設定]から[放送受信設定]を選択
③[アンテナ設定]を選択
④[地上デジタル:アンテナレベル]を選択
※BSの場合は[衛星アンテナレベル]を選択
【Panasonic(パナソニック)/VIERA(ビエラ)】
①リモコン操作で[サブメニュー]または[便利機能]を押す
②[視聴オプション]を選択
③[アンテナレベル]を選択
【SHARP(シャープ)/AQUOS(アクオス)】
①リモコン操作で「ホーム」を押し、ホームメニュー画面を開く
②[設定]のうち「テレビ放送設定」を選択
③「アンテナ設定」を選択
④[電波・受信強度の表示]を確認
【日立/Wooo(ウー)】
①リモコン操作で「メニュー」を押す
②メニューから「各種設定」を選択
③「初期設定」を選択
④「受信設定」を選択
⑤「受信設定(地上デジタル)」から「CH合わせ」を選択
【東芝/REGZA(レグザ)】
①リモコン操作で「スタート」を押す
②メニューから「アンテナ受信レベル」を選択
【三菱/REAL(リアル)】
①リモコンの「メニュー」を選択
②メニューから「視聴オプション」を選択
③「アンテナレベル」を選択
尚、同じメーカーであっても製造年などによっても手順が異なることもありますので、取り扱い説明書や公式サイトから確認するようにしましょう。
アンテナレベル(受信レベル)が低下した場合の症状
こちらでは、アンテナレベル(受信レベル)が低下した場合、よく出る症状があります。
それは、ブロックノイズの発生、全てのチャンネルもしくは特定のチャンネルが映らない、あるいは映りが悪くなるといった症状です。
それでは、それらの症状について詳しくご紹介していきます。
1:ブロックノイズの発生
ブロックノイズとは、映像が四角いモザイク状や横線などが入ったりと乱れる現象をいいます。
このようなブロックノイズが発生した場合は、アンテナレベルが低下していることが考えられます。
アンテナレベルの低下は、アンテナ向きのズレや配線不良、周辺機器の不具合など様々な原因が考えられます。
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2:すべてのチャンネルのテレビ映りが悪い
アンテナレベルが低下していいる場合、すべてのチャンネルが映らないこともあります。
電波を受信する段階、もしくはテレビに電波が送られる経路に異常が生じている可能性が考えられます。
具体的には、アンテナ本体の不具合やケーブルの接続に異常が生じていることが原因として挙げられます。
3:特定のチャンネルのテレビ映りが悪い
アンテナレベルが低下していいる場合、地デジ放送では特定のチャンネルが映らないこともあります。
地デジ放送の場合、電波は放送局ごとに送信されています。
同じ送信所から送られていても電波に強弱差があったり、方角が異なる送信所から電波を受信していることもあります。
悪天候などの影響により一部電波受信に異常をきたし、特定のチャンネルだけが映らない、もしくは映りが悪いといった症状が起きます。
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☞【BS/CSは映るのに地デジだけが映らないときの原因と対処法を徹底解説】
☞【BSが映らないが地デジは映る!そんな時の原因と対処法 業者の選び方も紹介】
アンテナレベル(受信レベル)が低下する原因
こちらでは、アンテナレベル(受信レベル)が低下する原因についてご紹介していきます。
原因は様々あり、ご自分で対処できるものから、ご自分での解決が難しいケースなどもあります。
それでは、詳しくご説明していきます。
ケーブルの接続不良
アンテナケーブルが何かの拍子に接続不良を起こしている可能性が考えられます。
特に、テレビの移動、引越し、配線付近の掃除などを行った場合には、ご自分でも気づかないうちにケーブルが抜けてしまっていることは良くあります。
また、何らかの衝撃でケーブルが損傷していることも考えられます。
アンテナ端子の芯線が曲がっていたり、折れていないかも合わせて確認すると良いでしょう。
アンテナの向きのズレ
地デジ放送の場合お近くの電波塔から、BS/CS放送の場合は人工衛星から電波が発信されます。
そのため、アンテナは各電波塔や人工衛星の方向に向け設置します。
強風や積雪、鳥の仕業など外部要因によってアンテナの向きがズレてしまう場合があります。
アンテナの向きがズレると、もちろんアンテナレベルは低下します。
アンテナの向きは微調整が必要なことと、基本的には高所での作業になりますので、ご自分で対処せず専門業者に依頼するようにしましょう。
アンテナ本体、周辺機器などの劣化や故障
テレビを視聴するためには、アンテナ本体に加え、ケーブルや端子、テレビやレコーダー、ご自宅の電波事情によってはブースターやアッテネーターといった周辺機器が必要となります。
これらのどれかが劣化や故障を引き起こしている場合、通常通り電波を受信することができずアンテナレベルが低下してしまいます。
アンテナ本体の確認となると高所作業になりますので、まずはケーブル端子やテレビ本体など室内にある周辺機器から不具合がないか確認していきましょう。
ブースターの電源が切れている
電波環境によっては、アンテナと合わせてブースターを設置しているご家庭も多いです。
ブースターは電波を増幅し受信レベルを上げる役割をはたしているため、ブースターの電源が入っていいないとアンテナレベルは低下していきます。
何らかの拍子でプラグが抜けてしまう場合もあります。
ブースターを設置しているご家庭では、ブースターの電源が切れていないかきちんと確認してみましょう。
テレビ、レコーダー台数の増加
テレビ台数に関わらず、一般的に1家庭1本のアンテナで電波を受信します。
単純に、テレビ台数が増えることで1台あたりの電波の量は少なくなります。
そのため、テレビやレコーダーの台数が増えることでアンテナレベルが変わり、テレビ映りが悪くなることはよくあります。
この場合、電波を増幅するブースターを設置するなどの対象が必要となります。
テレビ設定のミス
以外に見落としガチな原因にテレビの設置ミスが挙げられます。
テレビの設置が適切でないと、アンテナレベルは低くなりテレビ映りに影響を及ぼします。
よくある設定ミスは、テレビの電波受信エリアが居住エリア外に設定されていることです。
お引越し後や、テレビを買い替えたタイミングで起こりやすいので予め知っておくと安心です。
テレビの不調
テレビやレコーダーの不具合でテレビ映りが悪くなることもあります。
テレビやレコーダーの不調を疑った場合、まずは再起動などを行ってください。
その他にも、配線の緩みや不具合がないか、一度配線を抜き差し直してみることも大切です。
また、B-CASカードの接触不良なども考えられますので、B-CASカードのホコリを取り除き差し直しなども行ってみましょう。
悪天候の影響
大雨や大雪などの悪天候が影響し電波が弱まることもあります。
電波は雨や雪に吸収されやすい性質があり、特にBS/CS放送の電波は影響を受けやすいです。
場合によっては、自動的に映像の画質を下げる「降雨対応放送」に切り替わることもあります。
悪天候による不具合は一時的なものですので、天候が回復するまで待つしかありません。
地域一帯で電波が弱い
周辺地域一帯で電波が弱い場合もあります。
例えば、電波が届きにくい山間部や電波塔から遠いエリア、電波塔の方向に高い建物や樹木など障害物が多い場所などです。
このような場所では、高性能なアンテナやブースターの設置などを検討する必要があります。
アンテナ設置は個別の事情により変わってくるため、詳細はアンテナ工事業者に問い合わせてみるのが確実です。
周辺環境の変化
自宅周辺環境の変化が影響し、アンテナレベルの低下を引き起こします。
例えば、自宅周辺にビルなどの高い建物ができる、隣家の高い木が季節によって生い茂ることによって電波を遮ってしまうこともあります。
電波は回り込む性質があり、これらの障害物との距離が近いケースでは受信レベルが大幅に低下する場合も考えられます。
高速道路の渋滞
朝や夕方など特定の時間帯に発生する高速道路の渋滞により、アンテナレベルが低下することもあります。
このようなケースは極めてまれなケースで、一部ご家庭で特定のテレビ局放送が映らないといったトラブルが発生します。
このようなケースが発生する原因としては、車の渋滞によりテレビ電波が遮断されていることが考えられます。
電波は、テレビ塔から発信され各ご家庭に設置しているアンテナによって受信しています。
電波塔とご家庭の間にパスや大型車両が渋滞によりとどまることでテレビ電波を遮断し、テレビ映りに悪影響を及ぼしている可能性が挙げられます。
これらは、頻繁に発生するトラブルではありません。
渋滞が発生する特定の時間帯にだけ発生し、特定の放送局で発生する場合が多いです。
似たようなトラブルとして、アマチュア無線の影響などが挙げられます。
近隣でアマチュア無線を楽しんでいる方がいて、テレビ電波に影響を及ぼしているケースもあります。
700MHz帯による受信障害
700MHz帯という700MHz帯というテレビ電波による受信障害により、アンテナレベルが低下することもあります。
近年スマートフォンが大きく普及したことから、携帯電話の通信事業者が新たに700MHz帯の周波数を用いた携帯電話システムの運用を始めました。
700MHzの帯域は、テレビがアナログ放送だった頃にテレビ電波のために使用されていた電波の帯域です。
そのため、デジタル放送を受信している現在では、基本的には問題が起こりません。
しかし、電波を増幅するために使用する「ブースター」がこの基地局が発する700MHzの電波に影響を受け、通信障害を起こすことがあります。
このような通信障害により、地デジ放送を視聴する際「映像が乱れる」「映らなくなる」など、正常に視聴できなくなるケースが考えられます。
現在、このような受信障害が起きた、または今後そうなる可能性が高いお宅には、一般社団法人700MHz利用推進協会の対策員が訪問し了承の上で対策作業を無料で実施しています。
アンテナレベル(受信レベル)を改善・上げる方法
テレビの再起動
まずはテレビの再起動を行いましょう。
何らかの接触不良が原因の場合、テレビの再起動で回復することもあります。
テレビを再起動は以下手順で行いましょう。
①テレビ本体の電源を切る
②テレビの電源プラグを抜き、数分放置する
③電源プラグを再度差し込む
④テレビ本体の電源を入れる
簡単にできる対処法なので、まずは落ち着いて試してみて下さい。
B-CASカードの差し直し
B-CASカードは赤色または青色のカードで、テレビの裏側に挿入されています。
B-CASカードに接続不良が生じていると、テレビ映りに悪影響を及ぼします。
また、B-CASカードや挿入先にほこりが溜まっていることで、接触不良が生じていることも考えられます。
B-CASカードを抜き、テレビの裏側はもしろん、カード本体も乾いたタオルで優しく拭き取り差し直してみて下さい。
チャンネル設定の確認
チャンネルの再設定により、受信レベルが回復することもあります。
特に引越しやテレビの購入後、設定ミスなど起こりやすいので注意しましょう。
チャンネル再設定の方法はメーカーによって手順は異なります。
こちらでは、主な流れをご紹介します。
①リモコン操作で「メニュー」もしくは「ホーム」を押す
②「設定」を選択
③「チャンネル設定」を選択
④「地上デジタル放送」を選択
⑤「再スキャン」を選択
ケーブルや周辺機器など接続不良の確認
アンテナケーブルや周辺機器など接続に問題が無いか確認してみましょう。
こちらでは、簡単なチェックポイントをご紹介します。
①アンテナ端子とケーブルは正しく接続されていますか。
接続し直してみましょう。
②ケーブルは適切な長さでしょうか。
長すぎたり短すぎるケーブルは交換しましょう。
③ケーブルは劣化していませんか。
アンテナ端子の芯線が曲がっていたり、折れているものは交換しましょう。
アンテナの向きを調整する
アンテナは電波が発信される方向に向け設置する必要があります。
アンテナは頑丈に固定されていますが、強風や鳥、飛来物がぶつかるなど外的要因でアンテナの向きがズレることもあります。
地デジアンテナは近くの電波塔の方向に、BS・CSアンテナは人工衛星がある南西方向に向けて調整します。
アンテナの向きの調整ですが、高所での作業となるためご自分で対処せず必ず専門業者に調整の依頼をして下さい。
ブースターの設置
電波が届きにくい地域に住んでいる場合、複数テレビを設置している場合などは「ブースター」の設置が効果的です。
ブースターの必要有無は、お住まいの地域やご自宅の電波環境によって異なります。
ブースターがあることで電波を増幅させ、複数のテレビであっても常に安定した電波で視聴できるようにしてくれるのでお勧めです。
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☞【テレビアンテナ用のブースターとは?選び方や設置方法などを解説!】
関連機器の交換
テレビやアンテナ本体に加え、アンテナケーブルやブースター、チューナーなの関連機器も劣化していませんか。
どれか一つでも劣化していたり、故障している場合にはテレビ映りに悪影響を及ぼします。
劣化もしくは故障している機器は新しい機器に交換しましょう。
環境にもよりますが、目安として10年以上使っている機器は要注意です。
受信強度の高いアンテナに交換
周辺環境の変化、電波が弱い地域では受信レベルの高いアンテナに交換することも検討しましょう。
一番大切なことは、環境に合ったアンテナ選び最適な場所に設置することです。
外観を損ないたくないからと、無理にデザインアンテナを設置したり屋根裏に設置するなどし、結果受信レベルが低いといったケースは少なくありません。
優良なアンテナ専門業者であれば、電波環境などをしっかり調べた上で最も適したアンテナ種類や設置場所を提案してくれるでしょう。
アンテナレベル(受信レベル)が高すぎる場合の対処法は?
こちらでは、アンテナレベル(受信レベル)が高すぎる場合の対処法についてご紹介します。
アンテナレベルは高ければ良いというものではありません。
アンテナしたテレビ視聴を望む場合、適切なアンテナレベルを保つことが大切です。
それでは、対処法について詳しくご説明していきます。
1:ブースター(増幅器)のレベル調整・取り外し
ブースターは、安定的な電波供給の為に一役果たす機械で電波を増幅させる機能があります。
何の調整もしないままブースターを設置すると、アンテナレベルが高くなりすぎてうまく映像を映すことができません。
ブースターを設置する際には適切な定格出力を超えないよう、入力ATTやゲインコントロールなどの機能で調整しましょう。
また、ブースターの必要有無は、お住まいの地域やご自宅の電波環境によって異なります。
電波の強い地域でブースターを取り付けている場合は、ブースターを取り外すことでテレビ映りが改善することもあります。
2:アッテネーター(減衰器)の設置
アッテネーターとは、電波が強すぎる時に電気信号を適切な強度まで減らすことのできる機器です。
受信する電波が強すぎると、適切なアンテナレベルを超えてしまいテレビ映りに悪影響を及ぼすこともあります。
その場合は、電波強度を減らすことのできるアッテネーターを取り付けることで、テレビ映りがアンテナすることもあります。
アンテナレベル(受信レベル)の改善が難しい場合はプロへ相談を
アンテナレベルの異常が、周辺機器の不具合や配線の接続不備であった場合には、自力での対処することも可能です。
しかし、関連機器の劣化や故障による交換、アンテナ本体の故障や方向のズレなどが原因であった場合には、ご自分での対処は難しくなります。
アンテナ設置には特別な資格などはいりませんが、設置場所が高所であること、アンテナの向きの調整は簡単に行えるものではありません。
最悪の場合、高所から転落や機器を落としトラブルを引き起こすことも考えられます。
そのため、アンテナレベル(受信レベル)の改善が難しい場合には、アンテナのプロに相談されることをお勧めします。
それでは、アンテナ工事業者を選ぶ際のどのようなポイントを確認すべきか詳しくご紹介していきます。
工事実績を確認
工事業者を選ぶ場合には、アンテナ工事の工事実績が豊富であるかどうかを確認しましょう。
アンテナ工事は先述でもお伝えした通り、特別な資格はいりません。
そのため、街の電気屋さんや便利屋などでも対応しています。
しかし、アンテナ工事の技術力の高さは、施工の出来栄えやテレビ映りの良さ、持ちの良さに繋がります。
工事実績が豊富な地デジ業者は、、多くの人が選んでいる証拠で信頼度も上がります。
業者によっては、Webサイトの目立つ場所に工事実績を掲載していることもありますので確認するようにしましょう。
口コミや評判を確認
アンテナ工事に限らず、通販で物を買うとき、飲食店を選ぶときなど口コミや評判を参考にされる方は多いでしょう。
口コミ・評判が高い業者は、利用者の満足度が高いことが伺われます。
口コミ・評判では良い情報だけでなく、「追加料金が発生して高くついた」「工事にどれくらいかかった」「スタッフの詳しい対応」などWebサイトの情報だけでは知りえない情報も得ることができます。
口コミ・評判を見ると悪い評価について記載されていることもあります。
良い評価・悪い評価の両方を把握することで、前もってトラブルを回避することもできますので是非確認しみて下さい。
保証内容や保証期間を確認
アンテナを設置する際、保証内容やその期間についてもきちんと確認しましょう。
スタッフの工事がずさんでトラブルが生じた際、保証があることで再度工事を依頼することができます。
中には、工事がずさんで再工事が必要な場合にも保証がないことから、他社に依頼し直し出費が増えてしまうこともあります。
また、保証期間は業者によって様々ですが、最低でも5年以上の期間を設けている業者を選ぶようにしましょう。
長期保証は、その業者の技術面での自信の表れでもありますので、無駄な出費やトラブル回避のためにも、保証内容や保証期間についてはしっかりと確認するようにしましょう。
工事費用が適正であるか確認
工事費用は業者によって様々です。
基本費用はもちろん、出張費や高所作業費など追加費用が発生することもあります。
アンテナ工事の失敗談の中でよく聞くのが「追加費用」についてです。
見積もりの額面は安かったのに、いざ依頼をするとどんどん追加費用が加算され高額な費用を請求されたという経験は多いです。
また、工事前ならまだしも何の説明もなく工事後になって、見積もりよりだいぶ上乗せされた費用を請求されたという悪徳なケースもあります。
そのため、ホームページなどで「追加費用なし」と記載されている場合には、見積もり額と請求額が大きく異なることは少ないでしょう。
何より、一社で決めるのではなく複数社に相見積もりを依頼し比較してから決めるようにしましょう。
スタッフの対応を確認
スタッフの対応の良さも大切な確認ポイントです。
わからないことの質問に対し丁寧に説明してくれるかどうか、費用の振り分けなど説明がきちんとされているか、日程調整など細かいこともテキパキと対応してくれるかどうかなど確認しましょう。
信頼できる地デジ業者はスタッフ教育もきちんとされています。
何か困ったことがあった際にも、スムーズに対応してくれるかどうかは非常に大切なポイントとなりますので、できれば一度は電話などで問い合わせスタッフの対応を確認してみることをお勧めします。
支払い方法を確認
支払い方法は業者によって様々です。
便利屋や個人店などでは、支払い方法が現金のみという業者は少なくありません。
最近では、クレジットカードはもちろん、スマホ決済にも対応している業者も増えています。
クレジットカードやスマホ決済の場合、ポイントも貯まってお得です。
なにより、工事費用は安くはありませんので、あとから支払い回数を変更できることは大きなメリットになります。
スマホ決済もLINEPay、PayPay、auPAY、merpayなど複数サービスがありますので、きちんと確認するようにしましょう。
アンテナの故障による不具合の場合の対処法
先述でアンテナレベルの低下の原因について様々ご紹介してきましたが、どれも当てはまらない場合にはアンテナの故障や電波障害により特定のチャンネルのテレビ映りが悪くなっているケースも考えられます。
本来、アンテナの故障や不具合による特定のチャンネルだけが映らない状態は稀なケースです。
しかし、アンテナの不具合による事例もありますので、アンテナ不具合の確認方法からその対処法まで、注意点を交えて詳しくご紹介していきます。
アンテナの寿命は?
一般的に地デジアンテナの寿命は、設置から約10年と言われています。
10年という数字はあくまでも目安になります。
アンテナの設置場所や地域の特性によっても変わってきます。
例えば設置場所ですが、アンテナの種類や電波状況により設置場所はご自宅によって異なります。
屋根裏に設置するケースもありますが、遮るものがなく雨風や鳥害・飛散物の影響を直接受ける屋根上に設置する場合には、経年劣化も早く進みます。
地域の特性で申し上げると、豪雪地帯や台風の多い地域、沿岸部では潮の影響など的要因から影響を受け経年劣化が進み、平均寿命である10年ももたないケースもあります。
もちろん10年以上使用できるケースもありますが、15年以上経ってくるといつ故障してもおかしくありません。
アンテナの不具合の確認事項
こちらでは、アンテナの不具合の確認事項についてご紹介していきます。
ご自宅に設置しているテレビアンテナが下から目視できる場合は、以下事項をチェックしてみましょう。
①取り付け金具や部品などが錆びついている
②塗装がはがれている
③屋根馬や支柱(マスト)がぐらついているように見える
④素子(細い骨のような部分)が破損している、または内部が露出している
家の下から見て、上記いずれかの項目が当てはまる場合には、アンテナに不具合が生じている可能性が高くなります。
アンテナは、一般的に屋根上や屋根付近の外壁部分など高所に設置されています。
良く見えないからと言って、はしごをかけて無理に確認するなどすると危険です。
また、ご自分の身の危険が生じるだけでなく、外壁や屋根の塗装が剥げてしまうケースもありますので、確認も含め無理にご自身で行おうとせず専門業者にお願いするようにしましょう。
アンテナの配線ケーブルの不具合の確認事項
テレビアンテナは屋根の上や外壁など屋外に設置されており、テレビ受像機がある屋内には有線のケーブルを使って接続しています。
この配線を一般的に「アンテナケーブル」と呼びます。
アンテナ本体に問題がなくても、アンテナケーブルが劣化により切れてしまったり、だれてしまうとアンテナから受信した信号が減ってしまい、アンテナレベルの低下を引き起こす原因となります。
一局だけ映らないというトラブルは、アンテナ本体の不具合よりアンテナケーブルの不具合が関係しているケースが多いです。
そのため、家の下で目視する際には以下項目も合わせて確認するようにしてください。
①アンテナケーブルが切れている
②アンテナケーブルがたるんでいる
③支線を取り付けるための釘付(ステーアンカー)が取れている
ー関連リンクー
☞【テレビのアンテナ・ブースターの寿命と故障の対処法!よくある故障箇所と交換の目安】
電波障害による不具合の場合
テレビ放送以外の強い電波が当たることで電波障害を引き起こし、アンテナレベルを低下させていることもあります。
テレビ放送以外の強い電波には以下のようなものがあります。
・スマホの電波塔
・アマチュア無線
・家電などのモーター類から発生する電波
・高圧電線の鉄塔
・高圧電線
・新幹線
・飛行機やヘリコプターが地上と交信する際に発信する電波
・自衛隊の基地から発信される電波
これらの対処法はそれぞれ異なります。
先述でスマホ電波については詳細をご紹介しましたが、まずはどの電波が悪影響を与えているかきちんと把握し適切な場所に相談することが大切です。
悪影響を与えている電波の特定は素人では難しいものです。
アンテナ専門業者であれば、地域一帯の電波状況なども細かく把握しておりますので、一度相談されてみると良いでしょう。
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みずほアンテナでは年間3万件の工事実績を元に、対応している地域では周辺の電波状況等も完全に把握しています。
そのため、「ここに取り付けたい」「なるべく外観を損なわずに取り付けたい」など、できる限りお客様のご要望に沿ってアンテナを取り付けさせていただきます。
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アンテナの新設はもちろん、他社で設置したアンテナに不具合が生じた際にもお気軽にご相談下さい。
アンテナの不具合には、屋外配線の劣化やブースターのショート、アンテナの方向のズレなどがあり、お客様の手では改善が難しい状況になっております。
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まとめ
こちらでは、アンテナレベルの異常について詳しくご紹介しました。
アンテナレベルの低下は天候や接続不良など原因はさまざまで、ご自分で対処できる場合もあれば専門業者に依頼すべき場合もあります。
専門業者への依頼は費用もかかり躊躇されるかたも多いです。
その際には、こちらでご紹介した異常の原因を元にご自分で対応するかプロにお願いするか判断されることをお勧めします。
テレビ映りが悪く困っている方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
ーテレビ受信レベル関連記事ー
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