「引っ越したらテレビアンテナがなかった」
「衛星放送も見るためにBSアンテナをつけたい」
「古いアンテナを交換したい」などテレビアンテナが必要になる場面は様々あります。
テレビアンテナはホームセンター、家電量販店やネットなどで購入することができます。
さらにネットには取付け方法の説明動画もあがっています。
動画などを見て自分もアンテナくらい設置できそうだと考える方も多いと思います。
そこで今回は自分でテレビアンテナを設置する方法や注意点などを解説します。
業者へ依頼した場合のメリットと比べても自分で設置すべきか検討しましょう。
自分で取り付けられるテレビアンテナ
テレビアンテナの種類をご紹介します。
アンテナの種類
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姿形
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参考価格
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特徴
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室内アンテナ | 2,000円~ |
・強電界地域向き ・工事不要で簡易 |
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デザインアンテナ |
10,000円~ |
・屋外設置、屋根裏設置 ・コンパクトな地デジアンテナ |
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BSアンテナ |
10,000円~ |
・屋外設置 ・衛星放送を視聴できる |
上記はアンテナ本体のみについてであり、屋外に設置するデザインアンテナやBSアンテナには別途ケーブルなどが必要になります。
ケーブルは太さや長さの種類があります。
長さは戸別の事情によります。
アンテナから引込み口まで、引込み口からテレビまでの距離に合う長さを選びます。
太さの単位は“C”で表されます。
屋外・長距離には太めの5Cが用いられ、屋内・短中距離には4C・2Cなどが用いられることが多いです。
太いケーブル程電波の伝送ロスが小さくなりますが、設置する際に扱いにくいのでケーブルの処理に技術が求められます。
ケーブルの市場参考価格は数十~数百円/mです。
ケーブル以外にはブースターや分配器などが必要になる場合もあります。
また設置の場所によっては取付け金具も必要になります。
詳細はこちら☞【アンテナ工事の費用相場は?内訳や実際の工事までの流れも徹底解説】
室内アンテナ
室内アンテナはテレビアンテナの中で最も簡単に設置できます。
基本的に個人で購入して個人で設置します。
ただし種類があるのでどの種類がご自宅に最適か注意が必要です。
ー室内アンテナに関する記事ー
☞【室内アンテナは映らない?購入前の確認事項と選び方を徹底解説!】
☞【室内アンテナのおすすめ人気ランキング15選!選び方はもちろん、メリット・デメリットを紹介】
デザインアンテナ
デザインアンテナは八木式アンテナと同じ働きをしつつ見た目がスッキリしています。
電波を受信する部分(素子)が隠れた設計で紫外線や風雨の影響を受けづらいデザインです。
平べったい形で壁面に設置すると目立ちにくくなります。
ーデザインアンテナに関する記事ー
☞【デザインアンテナとは?メリット・デメリットや取り付け費用、失敗しないコツを解説】
BSアンテナ
BSアンテナには1⃣BS/CSアンテナと4K8Kにも対応した2⃣4K8K対応BS/CSアンテナがあります。
1⃣BS/CSアンテナは衛星放送のうち2K(フルハイビジョン)のみ視聴できるアンテナです。
ちなみに現在の地デジ放送は2Kで視聴されています。
2⃣4K8K対応BS/CSでは2Kにも対応していることから現在では4K8K対応アンテナが一般的になっています。
料金はほとんど差がありませんので、BSアンテナを設置される方は4K8K放送の視聴に関わらず 2⃣4K8K対応BS/CSアンテナがおすすめです。
―BSアンテナに関する記事―
☞【BSアンテナを自分で設置・取り付けする方法!注意点や準備が必要なものを紹介】
テレビアンテナを自分で取り付けられないケース
テレビアンテナを自分で取り付けることが困難なケースがあります。
ここでは以下3点をご紹介します。
✓配線をきれいに行いたいケース
✓電波の弱い地域に住んでいるケース
またご自身が「電波の弱い地域に住んでいる」に該当するかどうか調べる方法についてもご説明します。
正確に調べるには専門業者へ依頼する必要があります。
ただご近所のアンテナの状況を見るとご自身の置かれた電波状況や最適なアンテナの設置場所の参考になります。
屋根上・外壁に取り付ける
アンテナを屋外に設置する場合、注意すべき点がたくさんあります。
中でも屋根の上や、梯子を使う高さの壁面に取り付ける際は自力での設置を諦めることをおすすめします。
屋根の上や高所の壁面での作業はご自身にも周囲にも危険が及びます。
ご自身の落下は骨折のような大きな事故に繋がります。
アンテナなどの機器を落としたら機器も壊れますし、周りのものを傷つけたり周囲の人を怪我させたりする可能性があります。
また慣れない人が屋根の上でアンテナを取り付けたりワイヤーを固定したりする作業は困難です。
自力でのアンテナ設置は安上がりの点が魅力に見えるかも知れません。
しかし高所の作業には梯子や命綱なども必要になり、アンテナの機器以外に揃えるものが複数あります。
それに瓦や壁を壊したら修理代もかかりますし、万一事故を起こした場合には治療費や賠償金までかかります。
アンテナを屋根上や外壁に取り付ける際はプロの業者へ依頼しましょう。
配線をきれいに行いたい
アンテナからテレビまでケーブルで繋ぐ必要があります。
丁寧に処理すると見た目の美しさだけでなく、風雨にも強く頑丈に設置できます。
一方でいい加減な処理ではテレビ映りに影響することさえあります。
ただ配線の処理はプロでも仕上がりに差が生じるくらい難しいもので、慣れない人が的確に処理することは不可能に近いといえます。
配線はアンテナから差込口を通ってテレビまで繋ぎます。
屋外の配線は端に寄せて片サドルを使って固定したり、長くて余分になったケーブルを巻いてまとめたりします。
配線は人が通らない場所や人目につかない場所に配置しましょう。
屋内の配線も同様のことがいえますが、テレビをアンテナ端子のある壁面の近くに配置する場合にはあまり気にする必要はありません。
テレビとアンテナ端子が遠い場合にはケーブルモールで配線を隠す方法があります。
電波の弱い地域に住んでいる
BSアンテナは人工衛星から電波を受信するため地域を選びませんが、地デジアンテナは電波塔や中継基地からの距離やその間の遮へい物に左右されます。
距離があったり間に建物や山林があったりすると自宅へ届く電波は弱くなります。
電波の弱い地域では室内アンテナは当然使用できず、屋外に設置するアンテナも種類や設置場所が限られます。
一般的に電波の弱い地域では、性能の高い種類の八木式アンテナ(パラスタックアンテナ)を、屋根の上に高さを出して取り付けます。
あわせてブースターも必要かも知れません。
高さを出すためには屋根馬という台を用います。
屋根の上での作業は上記の項目「屋根上・外壁に取り付ける」で説明した通り、危険性が高くおすすめできません。
八木式アンテナは素子がむき出しになっているデザインです。
指向性が高いため電波塔・中継基地へ正確に向けなければ正しく電波を受信できません。
つまり電波の弱い地域で使用するアンテナ(八木式アンテナ)は設置も難しいということです。
自分で電波の強さを調べる方法は?
電波の測定にはプロであれば電波チェッカーという機器を使います。
ここではお手軽に調べる方法をご紹介します。
まずは最寄りの電波塔や中継基地がどこか確認しましょう。
「一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)放送エリアのめやす」で住所を入力すると確認できます。
電波塔や中継基地の直近地域以外は中程度の電波と捉えていいでしょう。
ただし電波は周辺環境に影響を受けるので一概には判断できず注意が必要です。
またもっとお手軽な方法として、ご近所で使用されているアンテナを見る方法があります。
アンテナの種類や設置してある場所がわかると、大まかな電波の強弱を把握できます。
八木式アンテナを利用していたり屋根の上などの高所に設置してあったりする場合、デザインアンテナや屋内設置に比べて電波は弱い地域といえそうです。
―電波の強さに関する記事―
☞【地デジの電界強度について解説!強電界地域・弱電界地域についてやアンテナの選び方について解説】
アンテナを自分で設置する前に確認すべきこと
アンテナ工事のDIYは、穴開けや器具固定の作業が必ずあります。
外壁などへの穴あけ工事は浸水などの恐れがある為慎重に行う必要があります。
大切なマイホームを守るためにもここは要注意ポイントです。
その他に特に注意すべきポイントが、アンテナの落下です。
雨や台風、強風などの悪天候の日に、アンテナが外れてしまう事例があります。
アンテナの接続部分の劣化が原因のこともありますが、正しい方法でしっかりと固定されていないと落下する危険性があります。
近隣の住宅への被害や、最悪の場合人的被害も考えられます。
取り返しのつかない被害を引き起こさないためにも、設置の際は十分注意して設置する必要があります。
また、自宅の電波環境に合った種類のアンテナの選ぶことも大切です。
電波環境によっては八木式アンテナでしか受信できないケースもあります。
アンテナの選び方もDIYの重要なポイントとなるでしょう。
室内アンテナを自分で取り付ける方法
室内アンテナの使用の可否は家から電波塔が見えることが目安です。
室内アンテナは小型・軽量で設置方法も簡単です。
ここではデラックスアンテナ製の「US10WB」を例にあげて設置方法をご説明します。
「US10WB」 |
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①設置する場所を決めます | |||
→電波塔が見渡せる窓際がおすすめですが、鉄線の入った防火窓の付近は避けましょう |
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②電波塔へ向けてアンテナを設置します | |||
→「US10WB」は据え置き方法と壁面取付け方法と選べます(壁面に取り付ける場合は別途ネジが必要になります) | |||
③ケーブルをテレビへ繋ぎます | |||
→テレビの背面にある「地デジ」あるいは「UHF」に挿します | |||
④テレビでアンテナレベルを確認しながらアンテナの方向調整を行います | |||
→アンテナレベルが最大になる方向を探ります |
おすすめの室内アンテナ3選
おすすめの室内アンテナ①
DXアンテナ UHF室内アンテナ(ブースター内蔵)
おすすめの室内アンテナ②
DXアンテナ UHF室内アンテナ
おすすめの室内アンテナ③
マスプロ電工 UHF卓上アンテナ(家庭用)
―おすすめの室内アンテナに関する記事―
☞【室内アンテナのおすすめ人気ランキング15選!選び方はもちろん、メリット・デメリットを紹介】
デザインアンテナを自分で取り付ける方法
デザインアンテナを設置する際には取付け金具を用います。
設置する場所によって異なりますが、ベランダなら手すり用の、壁なら壁面用の取付け金具を使います。
デザインアンテナを購入した際に取付け金具がセットになっているものもあります。
取付け方法は室内アンテナほど簡単ではありませんが、電波を受信しやすい場所を見つけられれば手順は室内アンテナと同様です。
①設置する場所を決めます | |||
→電波チェッカーやアプリなどを利用して最適な場所を見つけましょう | |||
②取付け金具を設置します | |||
→平衡か注意しましょう | |||
③取付け金具にアンテナを設置します | |||
→この時はおおまかな方向調整で大丈夫です | |||
④ケーブルでアンテナとテレビを繋ぎます | |||
→テレビの背面にある「地デジ」あるいは「UHF」に挿します | |||
⑤テレビでアンテナレベルを確認しながらアンテナの方向調整を行います | |||
→アンテナレベルが最大になる方向を探ります |
おすすめのデザインアンテナ3選
おすすめのデザインアンテナ①
DXアンテナ製 UAH201シリーズ
おすすめのデザインアンテナ②
DXアンテナ UAH261シリーズ
おすすめのデザインアンテナ③
DXアンテナ UAH261Bシリーズ
BSアンテナを自分で取り付ける方法
BSアンテナは人工衛星から電波を受信します。
BSの人工衛星は南南西の方向にあるため、BSアンテナは南南西へ向けて設置します。
BSアンテナには高さは必要ありませんが、周囲に立木や建物がある場合には2階以上の高さが適しているでしょう。
BSアンテナも室内アンテナ・デザインアンテナと同様、設置する場所が要です。
①設置する場所を決めます | |||
→南南西へ開けている空へ向けます | |||
②取付け金具を設置します | |||
→水平に丁寧に設置しましょう | |||
③取付け金具にアンテナを設置します | |||
→この時はおおまかな方向調整で大丈夫です |
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④ケーブルでアンテナとテレビを繋ぎます | |||
→テレビの背面にある「衛星」あるいは「BS/CS」に挿します
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⑤テレビでアンテナレベルを確認しながらアンテナの方向調整を行います | |||
→アンテナレベルが最大になる方向を探ります |
―BSアンテナの取付けに関する記事―
☞【衛星放送(BS/CS)アンテナの選び方と設置手順を解説!】
おすすめのBSアンテナ3選
おすすめのBSアンテナ①
DXアンテナ製 45形BS・110度CSアンテナセット(インジケーター付)
おすすめのBSアンテナ②
DXアンテナ製 45形BS・110度CSアンテナ(耐風速70m/s)
おすすめのBSアンテナ③
DXアンテナ製 50形BS・110度CSアンテナ
テレビアンテナを自分で設置するリスクは?
テレビアンテナを自分で設置する場合には、いくつかのリスクが存在します。
高所作業の危険性: アンテナを屋根や高い場所に設置する場合、高所での作業が必要になります。落下やけがの危険性があるため、慎重さが求められます。
電力ラインとの接触: アンテナを設置する際には、電力ラインとの距離を考慮する必要があります。誤って電力ラインに触れると感電や火災の危険があります。
不適切な取り付けによる損傷: アンテナを正しく取り付けないと、強風や悪天候によってアンテナが倒れたり損傷したりする可能性があります。
また、不適切な設置方法によっては、アンテナの受信性能が低下することもあります。
法的制約: アンテナの設置には、建築規制や地方の法律に準拠する必要があります。
設置場所や高さ、構造などに関する制約が存在する場合がありますので、適切な法的手続きを確認することが重要です。
技術的な知識と経験の不足: アンテナの設置には一定の技術的な知識と経験が必要です。
正確な方向への向きやアンテナの調整、配線の接続などが要求されます。
これらの知識や経験が不足している場合、アンテナの効果的な利用ができない可能性があります。
これらのリスクを考慮した上で、テレビアンテナの自己設置を検討する場合は、安全な作業環境を確保し、適切な方法で設置するように努めてください。
少しでも不安が残る場合、アンテナ業者に相談してみましょう。
自分でテレビアンテナを取り付ける際の注意点
屋根の上に登ったり梯子を使ったりしてアンテナを設置する場合には危険が伴います。
プロでも悲惨な事故があるほどです。
高所作業の危険性は他の項目でも触れていますのでここでは以下3点についてご説明します。
✓注意点②アンテナの設置位置
✓注意点③正しい周辺機器を選ぶ
注意点①最適なアンテナを選ぶ
最適なアンテナは設置する場所の電波環境などにより異なります。
「設置が楽だから室内用がいい」
「色が選べるからデザインアンテナがいい」
などと安易に決めると失敗に繋がります。
室内用アンテナにも屋外用アンテナにも多くの種類があり、ご自宅の電波の受信環境や家の構造に合うアンテナを選ばなければなりません。
購入前にご自宅の電波の強弱を確認して使用できるアンテナの種類を確認しましょう。
誤って購入すると無駄になってしまいます。
注意点②アンテナの設置位置
アンテナは設置する場所と方向調整がとても大切です。
自分で設置する場合、設置しやすいベランダなどを選ぶと思います。
確かに屋根の上など高所への設置は危険ですので、素人の方には安全な場所がおすすめです。
しかしその場所がアンテナにとって最適な場所とは限りません。
アンテナは方向が1度違うだけでテレビ映りに影響することもあります。
ただそもそも最適な場所に設置しなければ、いくら方向調整しても快適なテレビ映りにはなりません。
注意点③正しい周辺機器を選ぶ
アンテナを設置するにはケーブルや場合によっては分配器やブースターなども必要になります。
それぞれ様々な種類があり、ご自宅に合う種類を選び適切に設置します。
ケーブルはアンテナとテレビまでの距離など家の構造によるので、戸別の状況に合わせて長さや太さを選びます。
分配器やブースターなどはそもそも必要か否か確認が必要です。
必要かどうか微妙な時は一度アンテナを設置して電波の受信状況を見て、必要ならあとから購入する方法がいいかも知れません。
テレビアンテナの設置を業者に依頼するメリットは?
業者に依頼すると費用はかかりますがメリットもたくさんあります。
なおここでは触れませんが、個人で設置したほうが結果的に割高になるケースもあります。
間違えて買ったり必要な道具が多かったりすると当初の見積もり通りでは済まないためです。
ここでは以下の3点を取り上げます。
✓メリット②工事が適切
✓メリット③保証がつく
メリット①危険性がない
アンテナを自分で設置する際の最大の問題は危険性があることです。
室内アンテナであれば危険はありませんが、屋外に設置する場合にはアンテナの種類や設置場所に関わらず危険が伴います。
屋根の上や2階以上の高さに登っての工事は絶対にやめましょう。
屋根の上や梯子に乗りながらの作業は危険です。
ご自身が落下して怪我したり機器を落として他人を怪我させたり何か壊したりする可能性があります。
また屋根瓦を壊してしまうと大きな出費に繋がります。
メリット②工事が適切
アンテナを設置できてもテレビが映らなければ意味がありません。
プロの業者であれば設置不良を避けることができます。
さらに技量の高い業者であれば、希望した以上にいい仕上がりを期待できます。
屋外に設置すると風雨などの自然災害に遭いアンテナが落下したり壊れたりする可能性もありますが、プロの業者は頑丈に固定するので日常の悪天候であれば心配いりません。
また屋根裏設置には高い技術が求められ、技量の持つ職人に依頼すると屋根裏設置が叶う可能性があります。
メリット③保証がつく
アンテナは10年以上使用するものであり、使用期間中に何かしらの不具合が生じる可能性があります。
アンテナ専門業者は期間や内容は各々異なるものの保証サービスを付与しています。
自分でアンテナを設置した場合、アンテナ本体やその他の機器には保証が付与されているかも知れませんが、それは初期不良などに限っており工事の責任はすべて自分にかかってきます。
プロに依頼すると工事を終えたあとに気付いた不具合にも対応してもらえるので安心です。
テレビアンテナの設置を業者に依頼した場合の費用は?
テレビアンテナを業者に取り付けてもらったらいくらかかるのでしょうか。
アンテナの種類、設置する場所や必要な周辺機器などによっても差が生じますし、当然業者によっても異なります。
ここではアンテナの種類ごとに相場をご紹介します。
八木式アンテナ
デザインアンテナ
ユニコーンアンテナ
4K8K対応BS/CSアンテナ
テレビアンテナ設置の業者選びのポイント
テレビアンテナの設置を業者へ依頼する際、どのような点に気をつけて業者を選んだらいいのでしょうか。
ここでは主な3点をあげてご説明します。
✓ポイント②適切な料金か
✓ポイント③保証は万全か
中でも「①アンテナ専門業者か」は希望する工事が叶うか否かに関わるので大切な点です。
ポイント①アンテナ専門業者かポイント
テレビアンテナ工事の事業はアンテナ専門業者に限りません。
電気工事やエアコン工事を本業とする業者が副業としてアンテナ工事を請けているケースがあります。
家電量販店やホームセンターなどでアンテナ工事を依頼すると、派遣される業者は他業種を本業とする業者が多いようです。
アンテナ以外の工事も同様ですがアンテナも職人の腕次第で工事結果が大きく変わります。
アンテナ専門業者であれば基本的に豊富なアンテナの種類や高い技量を期待できます。
ポイント②適切な料金か
優良なアンテナ専門業者であれば電話やメールなどで簡易な見積もり額を教えてもらえます。
3、4社の業者から見積もりを取って比較することをおすすめしていますが、最安値だけで決めることは危険です。
最安値として候補に上がるために、実際には請求する項目を隠して見積もりを提示する業者もいます。
安いと感じた業者には安い理由を聞きましょう。
“見積もり無料”“業界最安値”などの謳い文句には注意が必要です。
見積もりの内訳項目が明快かつ詳細か確認しましょう。
“工事一括”と示されていると工事当日に何か変更になった場合、料金がどのくらい増減するか検討がつかないので要注意です。
ポイント③保証は万全か
アンテナ専門業者の多くが保証サービスを設けていますが期間や内容はそれぞれです。
アンテナは設置後10以上と長く使用します。
10年20年後にも営業している業者であることが求められます。
単独経営の個人事業の場合、事業主一人の都合で廃業する可能性をはらんでいます。
保証期間を短く設定している業者や、保証料金を別途課している業者などもいるので見積もりをとった際に注視しましょう。
また保証があると謳っておきながら保証書を渡さず結局保証しない悪徳な業者もいるので要注意です。
テレビアンテナの設置費用を安くするためのコツは?
テレビアンテナを設置してくれる業者はアンテナ業者の他にも、家を建てた際のハウスメーカーや工務店・地元の電機屋・家電量販店などがあります。
それぞれ工事可能なエリアや営業時間、料金など違いはありますが今回はどの業者でも共通して言えるポイントをご紹介します。
✓コツ②複数の見積もりを比較
✓コツ③見積もりや出張料が無料の会社を選ぶ
コツ①取り付けだけを依頼する
「アンテナを購入してみたものの自分で取り付けられなかった・・・。」
といった方にお勧めな方法は、アンテナ業者に取り付け工事だけを依頼することです。
本体料金はかからず、設置費用だけで済むので設置費用を安く抑えることができます。
せっかく購入したアンテナが無駄にならずに済みますが、反対にデメリットもあります。
設置する業者で購入したアンテナであれば、長期の保証が付いてきますが持ち込み工事の場合、無料保証が付いてこないケースが多いです。
メリットやデメリットを踏まえた上でアンテナを購入しましょう。
コツ②複数の見積もりを比較
複数のアンテナ設置業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較することも重要です。
異なる業者や専門家からの見積もりを比較することで、最も費用対効果の高い選択ができます。
見積もりに含まれる料金が明確かどうかを確認しましょう。
アンテナ本体や部品の費用、作業費、その他の追加費用が明示されているかを確認し、後から追加料金が発生する可能性があるか確認しましょう。
また、保証やアフターサービスも重要です。
アンテナの故障や問題が発生した場合に対応してくれるかどうかを確認し、付加価値のあるサービスを提供している業者を選ぶことが重要です。
その他にも複数の見積もりを比較する際には、料金だけでなく、提供されるサービスや品質、信頼性などをバランス良く考慮することが大切です。
最も安価な見積もりだけでなく、総合的な価値を判断することが重要です。
コツ③見積もりや出張料が無料の会社を選ぶ
多くのアンテナ業者や家電量販店では、見積もりは無料です。
しかし、いざ工事に来てみると電波調査やアンテナの点検など、新規にアンテナの取り付け工事がない場合に限り、出張費が発生するケースがあるのです。
「見積もり無料のつもりで調査を頼んだのに、ここで工事を決めなきゃ出張費がかかる・・・。」
といったケースを防ぎ、納得のいく業者選びをするためにも見積もりや出張料金について、事前に詳しく問い合わせることが重要です。
テレビアンテナを設置するなら、みずほアンテナへ相談!
テレビアンテナの設置を、自分で挑戦するか業者へ依頼するか迷っている方は一度みずほアンテナへご相談くださいませ。
ご連絡によって強引に契約を迫ることはありませんので軽いご相談も大歓迎です。
アンテナ業者へ依頼することへの不安もあればお聞かせください。
みずほアンテナは受付から施工まですべて自社スタッフが担当しています。
明朗会計をお約束しており料金トラブルの心配はありません。
他にも気になる点がありましたら遠慮なくご質問くださいませ。
みずほアンテナのテレビアンテナ設置事例
まとめ
以上が自分でテレビアンテナを設置する方法や注意点などについての解説です。
DIYが好きな方はアンテナ設置にも挑戦したいと思われるのではないでしょうか。
結論としてはおすすめしません。
危険性が高くメリットよりもデメリットのほうが大きいことが明らかだからです。
費用面で見ても、買い直しや追加購入があると初めからプロへ依頼したほうが安く済む可能性が高くなります。
DIYを行うか否か、自分の力量を見極めた正しい判断が求められます。
迷われた際は一度アンテナ専門業者に相談してみましょう。
―関連記事―
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